鈴木宗男議員 (C)週刊実話Web
鈴木宗男議員 (C)週刊実話Web

佐々木朗希に今さら言及…維新・鈴木宗男氏の“審判批判”ブログに失笑の嵐

野球を知らない層にも広く知れ渡るほど話題となった、千葉ロッテマリーンズ・佐々木朗希投手への〝審判詰め寄り〟問題。これにブログで持論を述べた日本維新の会・鈴木宗男参議院議員が、ネット上で失笑を買っている。


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ご存じの通り、佐々木投手は4月24日の対オリックス・バファローズ戦に登板した際、白井一行球審の判定に苦笑いして不服を示すような場面が見られた。すると、白井球審は鬼の形相で詰め寄り、佐々木投手を注意。この一幕は野球の話題を飛び越え、ワイドショーや情報番組でも取り上げられる一大論争に発展。多くの賛否を巻き起こすこととなった。


話題も落ち着いた5月10日、鈴木議員はこのタイミングで自身のブログを更新し、《これは間違いなく白井球審の行き過ぎた態度、行動である》との持論を展開。その後も、《ただ苦笑いしただけで威圧的な行動をした白井一行なる者を日本プロ野球機構はきちんと指導、監督すべきではないか》《やはり白井一行球審の態度に私は厳しい憤りを禁じ得ない。読者の皆さんはいかがお受け止めだろうか》などとつづり、白井球審の行動を重ねて問題視した。

続々上がる批判…白井を「臼井」とも

しかし、これに対してネット上には、
《野球の論評をする前にすることがあるのでは?》

《ロシアに対する鈴木宗男の態度や言動に、私は厳しい憤りを禁じ得ない!》


《取りあえず白井審判を叩けばロシア問題で悪化したイメージを回復できるとでも思ったのでしょうか?》


《参考人が気に入らない発言したからって事務方に延々詰め寄るような人間がよく言えたもんだ》


《過去に、官僚に対する、高圧的・恫喝的な言動が問題視された、この人が言うのも、何だかなあ…》


《なぜこのタイミングでこんなコメントを!? 仲の良いプーチン氏の「行き過ぎた行動」に対して意見を述べてほしい》


《世論が佐々木朗希投手に同情的なので、人気取りのためにこんなことを言いだしたのだろう》
などと、辛辣な意見が相次ぐことに。《いかがお受け止めだろうか》との問い掛けは、厳しい結果に終わった。

「主な批判点は、過去に自身が詰め寄り行動を起こしていることへの矛盾や、話題が落ち着いてから言及するという取ってつけたようなタイミング。実際、当初のブログは白井球審を『臼井』と間違えていたので、この件に問題意識を持っているというよりは、〝話題だからとりあえずコメントしておこう〟という程度だったのでしょう。まぁ根底にあるのは、鈴木議員がロシアとも関係の深い北海道の政治家であるため、ウクライナ問題が深刻化する今、野球の話をしている場合かとの至極真っ当な憤りでしょうね」(フリージャーナリスト)


「ゼレンスキーが大統領になってからミンスク合意、停戦合意を履行しなかったことが今日の事態を招いている」など、これまでロシアを擁護するような持論を続けている鈴木議員。今思えば、こうした見解を示すのは悪手だったか。