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マリアさん実父からの性的虐待で12人の多重人格に悩まされ集団自殺〜芸能人・非業の死⑤

マリアさん
マリアさん (C)週刊実話Web

1999年に解散したロックバンドT─BOLANメンバーの元妻で、自身も「メリーメリーマリー」の女性ボーカリストとして98年9月にメジャーデビューしていたマリアさん(享年34)が選んだ自殺の方法も練炭。

しかも、ネットで仲間を募って決行する〝集団自殺〟だった。

「2004年10月12日午前6時半ごろ、埼玉県皆野町にある『美の山公園』の駐車場に停められたレンタカーのワゴン車内で、10~30代とみられる女性3人、男性4人の合計7人が練炭による集団自殺しているのが発見されました。この頃、集団自殺が頻発していましたが、当時としては過去最多の人数でした」(事件ライター)

この集団自殺の中心的人物とされたのがマリアさんで、自殺希望者は、自身のブログ『死にたい症候群』で集めていた。

「マリアさんが影響したとみられる集団自殺は、これだけではありませんでした。9月にも埼玉県で男女4人、神奈川で女性2人が自殺しており、計13人が自ら命を絶っています。自身のブログに《本気の方募集 練炭 睡眠薬 車の方法で男女問わず》と書き込み、道連れを募集。《7~8人でやるのって新しいよね》との書き込みが最後でした」(同・ライター)

再婚した夫からもDVを受けていた

T─BOLANメンバーとは、グループの全盛期だった94年7月に極秘結婚。すぐに子宝にも恵まれたが、わずか半年足らずで離婚したという。

「マリアさんは多重人格障害と診断され、実に12人もの人格が入れ替わり、彼女を悩ませていたそうです。別人格が現れた際、子どもを虐待したり、放火未遂を起こしたり、深刻な症状があったとされています」(芸能記者)

多重人格は、彼女の生い立ちが影響していたとされる。

「母親に虐待され、父親には8歳から性的暴行を受け続け、大人になってからも関係が続いたと衝撃の告白をしていました」(同・記者)

再婚した2人目の夫からもDVを受けていたというマリアさん。幼少期のトラウマは、最期まで癒やされることはなかった。

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