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上島竜兵さん“心の闇”抱えていた? 生前に発した“メッセージ”とは…

上島竜兵さん
上島竜兵さん (C)週刊実話Web

お笑いトリオ・ダチョウ倶楽部の上島竜兵さんが、5月11日未明に亡くなった。午前0時ごろに都内の自宅で意識のない状態で見つかり、搬送先の病院で死亡が確認されたという。

「現場の状況などから首吊り自殺とみられ、警視庁が詳しい経緯を調べています」(芸能記者)

上島さんは、8日にフジテレビ系で放送された特番『ドリフに大挑戦スペシャル』にトリオで出演。先月25日にも、都内で行われた記者発表会にダチョウのメンバーと登場し、普段と変わらない元気な姿でジョークを飛ばすひと幕もあった。

「会見では、妻への感謝やダチョウの3人での思い出も語っていました。リーダーの肥後克広や有吉弘行、土田晃之といった仲間で定期的に『竜兵会』と呼ばれる飲み会を開いていましたが、コロナ禍で集まることが難しくなり、リモート飲み会にも挑戦したが、次第に機会が減っていったことも明かしていました。『竜兵会』を楽しみにしていた上島さんにとって、このことは寂しさを募らせる大きな要因となっていたのかもしれません」(同・記者)

めずらしく「妻への感謝」を口に…

自殺の遠因にコロナ禍があったとすれば、おととし3月に志村けんさんが亡くなったことも大きかったはずだ。

「師匠と慕っていましたからね。志村けんさんが新型コロナで亡くなった際、真っ先に上島さんも駆けつけたかったはずですが、コロナ禍でままならず、しばらくふさぎ込む日々を送っていたようです。最近になって、ようやく気持ちが落ち着いてきたようだと聞いていた矢先のことでしたから、言葉になりません…」(テレビ局関係者)

1994年に結婚した上島さんは、コロナ禍で「初めて結婚してよかったな、嫁がいてよかったな、って思いましたよ。俺の文句を聞いてくれるからね」と、妻への感謝も口にしていた。いま思えば、これも何らかの〝メッセージ〟だったのかもしれない。

「酒好きだった上島さんは、夜通し後輩たちと飲み明かすことで心のバランスを保ち続けていた。それが、志村さんを失い、思うように飲み歩けなくなったことで、いろいろな思いが募ったのかもしれません」(同・関係者)

今ごろ、天国で志村さんに叱られているだろうが、ご冥福をお祈りしたい。

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