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田原総一朗氏、関口宏、池上彰氏に“限界説”!? 苦悩する各局幹部の「本音」は…

田原総一朗氏、関口宏、池上彰氏
田原総一朗氏、関口宏、池上彰氏 (C)週刊実話Web

4月29日深夜の放送回で35周年を迎えたテレビ朝日系の討論番組『朝まで生テレビ!』で、司会を務めるジャーナリストの田原総一朗氏(88)が、番組終盤でブチ切れる一幕があった。

この日の番組では、パネリストの一般社団法人「リディラバ」代表・安部敏樹氏(34)が、日本社会の問題点として「世代交代ができていない」と指摘。元東京都知事の舛添要一氏(73)、経済学者の竹中平蔵氏(71)といったおなじみのメンバーの前で、熱弁をふるった。

「この国はみなさん(高齢者)の世代に快適なだけであって、若い世代からすると、チャレンジをする余力もないくらいに、みなさんを背中に背負ってですよ。年金も含めて。疲れ切っちゃってどうしようもない」

その後、経済界や政界の人材の新陳代謝について白熱した議論が展開され、CMに入る直前、安部氏が田原氏に強烈な一言を放った。

「田原さん、やっぱボクはね、新陳代謝って言う時には田原さんが話をブッタ切らないことが大事だと思うんで」

これにすぐさま反応した田原氏は、安部氏を指さして「ブッタ切ってないよ!」と怒りの声を上げたのだ。

「なんだかよく分かりませんでした」

「田原さんが、パネリストの話を途中で遮って持論を述べるのはいつものこと。最近では、田原さんのお気に入りと言われる三浦瑠麗さんが間に入って、『人の話は最後まで聞きましょう』となだめるのがお決まりのパターンです。番組では最後に、田原さんが日本外国特派員協会から『報道の自由・生涯功労賞』を受賞したニュースが紹介されましたが、ネット上では『出演者に言論の自由を与えてほしい』という意見も見られます」(他局の関係者)

『日刊ゲンダイ』では、テレ朝から番組打ち切りの〝最後通牒〟を受けているなどと報じられ、田原氏が崖っぷち状態であることは間違いなさそうだ。

同じく番組司会者としての〝限界説〟がささやかれているのが、関口宏(78)だ。5月8日の『サンデーモーニング』(TBS系)では、スポーツコーナーのゲスト・野球評論家の達川光男氏が、シカゴ・カブスに所属する鈴木誠也選手の活躍を伝える際、エンゼルスのマイク・トラウト選手の名前を出したところ、関口が「マイク・トラウトって何ですか?」と質問。達川氏が「すごいバッターなんです」と説明しても話がかみ合わなかった。

「母の日の放送とあって、完全試合寸前の活躍を見せた中日ドラゴンズの大野雄大投手について、達川さんが『お母さんの育て方がよかった』とほめると、関口さんは『なんで?』と返した。達川さんは、その理由について説明していましたが、関口さんは『だから、なんでお母さんの育て方は関係あるんですか?』と不満顔で、最後は『なんだかよく分かりませんでした』と言い放ったんです。これには、SNSなどであまりにも失礼だと批判が殺到しています」(同・関係者)

田原氏同様、司会者として活躍するジャーナリストの池上彰氏(71)も、ウクライナ情勢を伝える中で、激戦地となっている「マリウポリ」を何度も〝マウリポリ〟と言い間違え、視聴者から失笑を買っている。

「とはいえ、お三方とも高視聴率を残してきた実績がありますからね。本人から申し出がない限り、局側からは引導を渡しづらい」(同・関係者)

人生100年とはいえ、引き際も肝心だ。

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