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ソープランド消滅!? 来るべきアフターコロナ“風俗新世界”の未来予想図

吉原
東京・吉原 (C)週刊実話Web

「コロナ禍で風俗業界も大打撃を受けていることは、〝新人祭り〟の状況からも一目瞭然です」

こう語るのは『ヤバい現場に取材に行ってきた!』(彩図社)などの著書もあるジャーナリストの石原行雄氏だ。

新人祭りとは、その名の通り風俗未経験の若い女性が入店した際に行われるイベントだ。

「ソープランドをはじめ、デリヘル、ピンサロなどジャンルを問わず、新人祭りは人気が高いんです。〝初物好き〟のお客さんは多いですからね。コロナ禍前は、新人が入店するや、予約が殺到。ゆえに、新人祭りは料金設定も高めだったんです」(石原氏)

ところが、現在は違うという。コロナ禍でお客さんが激減しているとあって、

「新人祭りに、1人も客が来ないこともあるそうです。一方、コロナ禍で飲食店系のバイト募集などが減り、風俗で働く若い女性は急増。本来は新人祭りも盛り上がるはずなのに、需要と供給のバランスが取れず、結果的に今では新人祭り=格安という状況になっているんです」(同)

かつてコロナが日本で蔓延し始めた2020年の4月23日、お笑いコンビ『ナインティナイン』の岡村隆史がラジオ番組で〝コロナが収束したら、美人が風俗をやります〟といった発言をし、大炎上したものだが、全くその通りの現実になっているのだ。

むろん、実際にはまだコロナ禍であるが、

「コロナは、今年中に収束するといわれています。マイクロソフト創業者で慈善活動家のビル・ゲイツ氏も22年収束説を唱えており、今後はコロナと上手に付き合いながら正常な生活に戻る、と」(夕刊紙記者)

コロナ騒動の終焉も、あとわずか…となれば、風俗業界はその後どうなるのか――。〝消滅〟と〝急増〟の両側面から、フーゾク未来予想図を検証してみよう。

料金価格が大暴落…

まず、風俗業界から消滅しかねないのが、まさに〝頂点〟に君臨するソープランドだという。

「東京・吉原のソープをはじめ、神奈川県・川崎のソープも事実上、倒産した店が多い。ちなみに、ソープは法律の問題で新しく店を構えることは不可能。現在あるソープのみなので、誰も引き継がなかったら店舗数は減るだけ」(風俗雑誌編集者)

それでも以前までは、経営者が変わって、後を継ぐことが多かった。しかし、コロナ禍ではそうしたお金持ちもなかなか現れず、ソープ街は壊滅しつつあるという。

「そもそも今の若い人はソープ遊びをしない。〝ソフト系〟の方が気楽に楽しめるみたいですね。客そのものが減っているんです」(同・編集者)

こうした事情もあり、現在、吉原ソープは料金価格が大暴落。かつては総額7万円以上もした〝高級ソープ〟でも、今や3~4万円まで下落。2万円以下、デリヘル並みの料金で、それこそ最後まで楽しめる格安ソープも激増しているのだ。

「ソープには企画系の艶女優なんかも在籍していて、コロナ以前は予約などめったに取れなかった。だけど今は、簡単に電話予約ができてしまう状況。ソープ好きでコロナ感染を恐れない猛者にすれば、最高の時代とも言えますね」(スポーツ紙・風俗班デスク)

また、コロナ禍では地方に出稼ぎするソープ嬢も多かった。茨城県にある土浦ソープなどがその代表格で、

「吉原では稼げないから、数週間単位で出稼ぎに行くんです。東京の泡姫が入店したとなれば、地方のお客さんって興味を持って遊びに来てくれるんですよね」

こう語るのは、土浦ソープで出会った吉原出身のアリサさん(24歳=仮名)。企画系作品にも出演している美女で、

「サービス自体は吉原と変わらないですよ。正直、料金も安くて稼ぎはそれほどないけど、お客さんが来ないよりずっとマシ」(同)

こうした話からも分かるが、コロナ収束後は今以上に風俗料金が安くなり、さらに地方の風俗が盛り上がる、という可能性も高い。

ただ、逆に高級店も増えるという見方もあるのだ。

“60歳以上の男性のみ入店可”をうたう店

「日本も収入の格差が大きくなっていますから、当然お金を持っている人はいます。そうしたセレブ向けの高級デリヘルには、元アイドルやアナウンサーといった〝高嶺の花〟が秘密バイトするでしょうね。特にアイドルは、コロナ禍でイベントやライブが全くできず、厳しい状況ですから」(ベテランの風俗ライター)

高級店と激安店のみになり、現在の風俗相場が崩れてしまうかもしれない。

そして、もう1つ予想されるのが、シニア向け風俗の急増である。

若者の風俗離れが著しい一方で、

「逆に、60歳以上の高年男性は元気なんですよね。うちの店にも70代ながら常連の男性が数人いらっしゃるのですが、コロナ禍で若い美人さんが増えたことを、喜んでいるんですよね」

こう語るのは、池袋にあるマッサージ系風俗の店長A氏だ。

マッサージ系は、まさにシニア向け風俗の代名詞で、

「80分のプレイ時間なら、そのうちの60分ほどはアロマオイルを使ったマッサージや添い寝、トップレスでの〝触れあい〟などを楽しんでもらいます。そして、残りの20分でフィニッシュ。高年男性にすれば、これぐらいがちょうどいいようです」(A氏)

最近では〝60歳以上の男性のみ入店可〟をうたう店も増えているという。

風俗好きの男性Bさん(65歳)が、こう言う。

「これまでいろんな風俗に行ってきたけど、孫ほど年の離れた女性に〝この爺さん、いい年をして!〟といった目で見られることが結構多くてね。だけど、60歳以上のみ、とかうたってくれている店なら、在籍女性も最初から高年男性しか来ないことを分かっている。そういう目で見てくることがないから、堂々と楽しめるんだよね」

このようにコロナ収束後の風俗業界を予想すると、大きく変わる可能性が高い。

前出の石原氏がこう語る。

「現在、風俗業界はネガティブな話題ばかりですが、コロナ収束後は解放感も手伝って、再び盛り返すことも大いに考えられます。ましてやコロナ禍で美人率が上昇しているだけに、かつてないほどの桃源郷が、全国的に広まるなんて夢も現実味を帯びてきましたね」

何はともあれ、一刻も早くコロナが収束し、遠慮なく風俗を楽しめる日々が訪れることを期待したい。

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