柏原よしえ (C)週刊実話Web
柏原よしえ (C)週刊実話Web

柏原よしえ「やっぱり甘えてもらうとうれしい」【週刊実話お宝記事発掘】

なにより清純さが求められた「昭和アイドル」たちに、当時の『週刊実話』記者が凸撃取材。赤面しながら答えてくれた初々しいトークをプレイバック!


●昭和56年12月17日号掲載『アイドル歌手6人の♂♀知識』(3)年齢・肩書等は当時のまま【関連】石川ひとみ「キスの味ってまだ“チ”までしか知らないの」【週刊実話お宝記事発掘】ほか

ブロマイドの売り上げで、松田聖子、河合奈保子に次ぐ三位を占めている柏原よしえ。十六歳であるが、見た瞬間から、「なんで、こんなに色っぽいんだろう」と、目を疑うほどだ。


大阪生まれで、阪神タイガースの岡田彰布選手は、


「女は、顔でもなければオッパイでもない、モモですよ。太モモ、ムッチリとした太モモこそ、女の魅力そのものです。その点で、彼女こそ、最高の女といえるでしょうね。ただ太モモっていっても、電柱のようにズン胴なのはダメですよ。そこへ行くと、彼女の場合、太いわりに締っているし、ヒザ上あたりがスッキリしてるでしょ。こういう女性こそ、ホメるに値する女性です」


と、絶賛する。


身長一五七センチ、体重四八キロ、バスト八五センチ、ウエスト五八センチ、ヒップ八八センチ。なかなか立派だ。


「チョット太目」という声もあるが、本人は、「えーッ、アタシいつもフワフワした洋服着ているんですよ」と、着ぶくれを強調する。だが、


「ヌードなんて、とんでもない。水着でも抵抗あるのに、ヌードなんて…。水着撮影も水着姿が自然な浜辺ならいいけど、スタジオなんかだと、同じカッコした女の人もいたりして、とても恥ずかしい。どうしても、水着になるときは、できるだけ肌の露出の少ないものにしてもらっています。エヘヘ」

ロッド・スチュワートにホレちゃった

二年前に、日本テレビの『スター誕生!』で第二十九回グランド・チャンピオンになった。中学一年のときの事だ。中学三年になり『NO.1』でデビューしたが、愛らしい笑顔とグラマラスな肢体でヤング・アイドルのトップ。

ことし五月に発売した五枚目のシングル『ガラスの夏』がヒット。なにしろ好きなスポーツがバスケットで、ピチピチ・ガール。


小さいときから音楽が好きで、中学二年のとき、男の子がもってきたロッド・スチュワートの『アイム・セクシー』のレコードを借りて、何度も聞いていたら、ロッドにホレちゃったという。中学二年のときから、アイム・セクシーだったわけだ。


ビニール本だって「ビニールをかぶせてあって、買わなきゃ中はみれない」とか「ノーパン喫茶といっても、アレは、はいているんじゃないの」とか、なかなか、そっちのほうもくわしい。


「実家のシャム猫は、ペルっていう名前なの。本当はペルシャ猫がほしかったから。呼べばニャアンって返事して飛びついてくるし、やっぱり甘えてもらうとうれしい。将来、結婚したら甘えたい」


彼女の理想とする男性は、「やさしくて、たくましくて、ウン、精神的にも肉体的にも頼れる人」だが、まだ甘えたい年ごろだ。


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