現代ではSNSや公式HPなどでの報告が主流だが、昭和の芸能人の「結婚会見」や「披露宴」はド派手だった。スターの皆さまが本誌の取材に答えてくれた珠玉の“プロポーズ名言・珍言集”をプレイバック
●昭和57年3月11日号掲載『プロポーズ名セリフ珍セリフ』(13)年齢・肩書等は当時のまま
「プロポーズって、女がするものと違うでしょ。私“かまきり夫人”といわれるのよ。ムラッ気が強いんで、いいときはいいけど、ダメなときは主婦業もしないの、人をもてなすことが好きだから、ダンナの友だちとの接し方は及第だと思うわ。
ウチのダンナはアメリカ在住なの。でも、一年のうち、三分の二は会えるんですよ。昨年はかなり、彼がこまめに一緒にきてくれましたんでねえ。
私って、骨が細くて肉が多いから、抱き心地は最高みたい。そらあ、クラブを二つやってるから、ダンナがいることを知らないで、私にプロポーズしてくる方もいるわ。『おひまなら来てね』という顔してるから、ジャンジャン、プロポーズされんの。女、四十過ぎて、真剣に言い寄られるのって、たまんないわよ。『きっと、アンタをしあわせにしてみせる』というのから『アンタのドレイになりたい』だなんてね。オッホ、ホホ」
「私のは美というより“女の年輪”」
「つい、先ごろ、ポリドールから『十秒殺して』という新曲出したんだけど、私のこと、まだ三十歳ぐらいと思ってる人、多いのね。
だいたい、私のヌード、イカスからね。でも、そろそろ今年あたりが脱ぎ納めね。私のは美というより“女の肉体”そのもの“女の年輪”なんだもの。やはり、中年女性のハダカなんて、あまり他に見られないでしょ。にっかつ映画『マダムスキャンダル-10秒死なせて-』をお楽しみにね。もちろん前張りなんてナシよ。
婚前交渉? 私ね、二十七歳のとき、初めて子供産んで、病院のベッドの横に子供が寝ているのを見て『ああ、幸せだな』って思ったわ。これ、女じゃなきゃ、とてもわかんないこと。いま? 一時ほど激しくないけど、わりと、まあまあ、励んでるほうかもね。『一週間に十日来い』は、もう、ちょっとムリだわねえ。アッハハハハ」
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