西田敏行 (C)週刊実話Web
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西田敏行「どうかボクと結婚して下さい!一生アナタを愛しつづけます」【週刊実話お宝記事発掘】

現代ではSNSや公式HPなどでの報告が主流だが、昭和の芸能人の「結婚会見」や「披露宴」はド派手だった。スターの皆さまが本誌の取材に答えてくれた珠玉の“プロポーズ名言・珍言集”をプレイバック!


●昭和57年3月11日号掲載『プロポーズ名セリフ珍セリフ』(11)年齢・肩書等は当時のまま【関連】石川さゆり「あなたと結婚して、アレもしたいコレもしたい」【週刊実話お宝記事発掘】ほか

「もう、ずいぶん昔のことになっちまったなあ。あのときは夢中だったもんね。他の女なんか、全然目に入らなかったし、寝てもさめても、ウチのカアちゃんのことばっかりさ。


正直いって、どうやってこの女をものにしようか…と、いろいろと手をかえ、品をかえて、カアちゃんの関心を誘ったもんよ。


ところが、いざとなると、なかなか名案が浮かばないもんでねえ。ヘタなことをいって、もしもヒジ鉄をくらったらどうしようとか、『嫌い!』といわれたら世の中、真っ暗ヤミと、それは悩んだものさ」

「キミなしでは一日も生きていられない」

「そのあげく言ったセリフは、『どうか、ボクと結婚してください。ボクは一生、アナタを愛しつづけます』と、全然、平凡なんだよね。まあ、いってみれば“泣き落とし”戦法。でも、相手によっては、こういうセリフが効き目があるんですよね。重ねて迫ったんだよね。

『キミなしでは、一日も生きていられないんだ。もし、ボクが嫌いなら、思いっ切り、罵倒して去って行ってほしい。そして、もう二度とボクの前には現われないでほしい。つらいから…。多分、ボクは一生、結婚しないだろう…』


これがグサリとカアちゃんのハートに突き刺さったんだよなあ、実際、あのときのオレは、心底、そう思っていた。


それにしても、カアちゃんと一緒になれて、ほんとうによかったと、いまでも思っているんだ。ここまで来れたのも、カアちゃんの内助の功、絶大なものがあったからだ」


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