
現代ではSNSや公式HPなどでの報告が主流だが、昭和の芸能人の「結婚会見」や「披露宴」はド派手だった。スターの皆さまが本誌の取材に答えてくれた珠玉の“プロポーズ名言・珍言集”をプレイバック!
●昭和57年3月11日号掲載『プロポーズ名セリフ珍セリフ』(9)年齢・肩書等は当時のまま
プレーボーイといわれた江木俊夫と荒川光世さんが結婚したのは、昭和56年の九月十九日。
「友人と二人で、六本木のクラブへ行ったんです。そこで、女の子のグループがきていて、いっしょに、話をしたんです。その中に、とりわけ“ちっちゃくて、かわいい”女のコがいたんです。それが彼女なんです。まあ、ひと目ボレなんです。そのとき、彼女の自宅の電話番号をきき出しちゃったんです。
それから、二カ月くらいたった四月に、久々に休日があったんで、“メシでも食おうよ”と、強引に誘ったんです。それをきっかけに、デートを重ねたら、波長がぴったり。
交際をはじめて三カ月ぐらいたった、ある夜、デートの帰りに、ボクは例によって酔っ払っていたので、彼女が愛車で、三田のボクのマンションに送ってくれたんです。“気をつけてねえ、じゃあ、また…”といって、彼女が帰ろうとしたとき、ボクは、ガマンできなく、彼女を抱きしめて、チュッとキスしてしまったんです」
「彼女のカレーライスは天下一品」
このファースト・キスをさかいにして、二人の気持ちがハッキリしたという。
「ボクがカゼでダウンしたときは、彼女はなりふりかまわず看病してくれたんです。ボクの母にすごく似ているんです。で、彼女に、“どんなことがあっても、結婚する”とプロポーズし、横浜の彼女の実家へ行き、“結婚を前提に、お付き合いさせてください。と彼女のお父さんに申し入れたんです。
“若いんだから、あせらないように”といいながらも、許してくれました。また彼女の妹の祥子さんが、フォーリーブスの大ファンで、二人の結婚を応援してくれたんです。
とにかく、彼女は明るいし、カレーライスは天下一品。それに、ボクは気が短くて、スーツを買うときも、行きつけの店へ行って、パッと決めないと気がすまない性格なんですが、彼女はいいものが見つかるまで、店をまわり、じっくりショッピングする楽しさも教えてくれたんです。
浮気? 彼女は絶対に“許さない”っていっているんです」
華麗な女性遍歴の江木。いまでは、それに終止符を打った、という。
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