
十勝花子「恋をして、恋をして、疲れたらオレのところに帰ってこいよ」【週刊実話お宝記事発掘】
現代ではSNSや公式HPなどでの報告が主流だが、昭和の芸能人の「結婚会見」や「披露宴」はド派手だった。スターの皆さまが本誌の取材に答えてくれた珠玉の“プロポーズ名言・珍言集”をプレイバック!
●昭和57年3月11日号掲載『プロポーズ名セリフ珍セリフ』(5)年齢・肩書等は当時のまま【関連】甲斐よしひろ♡竹田かほり「自然に愛し合い、自然に結ばれた」【週刊実話お宝記事発掘】ほか
「恋をして、恋をして、疲れたら、オレのところに帰ってこいよ」
アクセサリー会社の重役・加藤隆氏が、十勝花子を口説いたセリフ。このひとことで、十勝は、身も心も、加藤氏にまかせてしまった。結婚したのは昨年の六月だ。
「ふたりの共通の友だち・風間健さんに“十勝花子を紹介する”といわれたときは、あまり気乗りしなかったんです。でも、会って、彼女と話をしているうちに、とても真剣に生きている彼女に、グングンひきつけられていったんです。
初めて会ったその翌日から、まる三カ月間、文字どおり、朝・昼・晩と電話をかけたんです。“いま、なにしているの?”“きょうは、昼食に何をたべたの?”彼女の過去のこと、そんなことは過ぎたことなんです」
「男は、オレで打ちどめにしなよ」
その電話は、最初、十勝にとっては、しつこいと思ったり、わずらわしいと思ったりしたが、いつの間にか、彼の電話を心待ちするようになった。「“オレのところに来いよ”って、強くいってくれれば、と思っている私の気も知らずに、彼は何もいってくれないんです。あるときわたし、“あなたは、わたしにとって、いったいなんなの?” そしたら、彼は、“恋をして、恋をして、疲れたら帰ってくるところだよ”っていうんです」
神宮外苑をドライブしたとき、加藤氏は車を停めて、黙って、部屋のカギを渡した。
「あれが、彼のプロポーズだったんです」
そして、加藤氏は、ポツリと
「男は、オレで打ちどめにしなよ」
加藤氏のマンションで、彼は
「ボクたちって、ずいぶん回り道をしてきたねえ」
そういって、彼女を抱いた。
「あんな穏やかな気持ちでしたのなんて初めてよ。たった一度の交わりで、わたしは心を決めたし、これで、過去とも断ち切れたんだと思ったの」
「わたしたち、毎晩、愛し合って新婚気分を味わっているの」
昨年暮、彼女は、三十五歳の熟年ヌードを週刊誌に発表した。
「撮影の一週間前は、禁欲したの。とても辛かったワ。撮影が終わった夜は、もう一週間分、したわよ。ダンナが、どんなポーズで、どこを撮られたか、なんて聴きながら、燃えに燃えたわよ」
十勝花子は幸せいっぱいだ。
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