2020年にテレビ朝日系で放送されたドラマ『七人の秘書』が映画化され、『七人の秘書 THE MOVIE』として10月7日に公開される。
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同作は、要人に仕える名もなき「秘書」たちと、その元締となる〝影の男〟が、副業の「人助け」で金や権力にまみれた非情な支配者たちを一掃。日本社会を裏で操り、理不尽な世の中を変えてゆく異色のドラマだった。
「秘書」を演じたのは主演の木村文乃のほか、広瀬アリス、菜々緒、シム・ウンギョン、大島優子、室井滋。〝影の男〟は江口洋介が演じていた。
現代版『必殺仕事人』とも言える世界観と、美女たちが悪いヤツらを片っ端から成敗していく痛快な設定が話題を呼び、全8話の平均世帯視聴率14.5%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)、最終回は16.7%という高い視聴率を記録した。
男性視聴者は“推し”の秘書で妄想
「放送前はまったく期待されていませんでしたが、スタートしたら毎回、高視聴率を記録。早い段階で映画化が決定していました」(テレ朝関係者)
この関係者は、それぞれタイプの違う美女をそろえたことで、男性視聴者は女優陣の誰かを〝自分の理想の秘書〟として推し、妄想をかき立てたことがヒットにつながった要因ではないかと分析する。劇場版は、秘書の仕事同様〝秘密裏〟に制作が進められ、今年1月にクランクイン。すでに撮影は終了しており、秋の公開に向けて編集中だという。
木村は、「ドラマの3倍くらいアクションなどスケールの大きいシーンが満載なのでファンの皆さんにはきっと楽しんでもらえると思います」とコメント。「よりパワーアップした『七人の秘書』を皆さんにお届けできる」と意気込みを語っている。
「男性ファンがパワーアップを期待しているのは、毎回おなじみだった〝あのシーン〟でしょう。秘書に必要な体力をつけるため、室井が秘書たちを鼓舞して水泳をさせるシーンです。このときに秘書たちが着用する競泳水着が、劇場版ではよりきわどいものになるのでは、と期待されているんです」(芸能記者)
公開に向け、期待は高まるばかり。劇場も男性ファンで埋め尽くされそうだ。
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