阪神甲子園球場(C)週刊実話Web
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阪神タイガース“奇跡の浮上計画”は交流戦から!消極的だったトレードも!?

千葉ロッテのファンは佐々木朗希の完全試合達成によって、「歴史の目撃者」となった。一方で「負の歴史」を見せられた虎ファンは目を覆いたい一心か――。


「開幕直後に新型コロナウイルスの感染者、濃厚接触者が続出した阪神タイガースですが、彼らは4月24日時点で、すでに二軍で調整中です。チームは上昇機運をつかめていませんが、投打が噛み合っていないだけ。戦力が整う5月半ば以降、つまり、交流戦から阪神が浮上してくるかもしれません」


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ネット裏の他球団スコアラーたちから、そういった声も漏れてくるようになった。


「23日には異例の光景も見られました。神宮球場でのヤクルト戦で完封負けを喫し、球団史上最速での20敗到達。クラブハウスに引き揚げる際、阪神ナインは三塁側スタンドの前を通らなければなりません。虎ファンが矢野燿大監督に『頑張れ!』と声援を送っていたのです。虎ファンは、特に厳しいヤジで知られているのに…」(在阪記者)

矢野監督に“生気”が戻ってきた!?

しかし、矢野監督は試合後の共同会見で、怒気を含んだコメントを発した。初回、走者を三塁まで進めたものの、無得点。「あれがすべて」と相手の石川雅規を6回まで投げさせてしまったことを悔やんでいた。

「大人げない? いや、矢野監督に生気が戻ってきたというか…。ビジターゲーム12連敗の最中は、話し掛けても聞こえていないような感じでした」(同・記者)


21日に連敗を脱出。22日にまた敗れてしまったわけだが、こんな打開策も囁かれていた。


「フロントとしても、何か手を打たなければなりません。『辞める』と公言した指揮官のもとで、トレードの話は進めづらい。途中補強には消極的でしたが、やらざるを得ないといった雰囲気に変わりつつあります」(球界関係者)


神宮球場でファンに慰められた23日時点での勝率は1割6分7厘。その後、24日にヤクルト戦に勝ち越して勝率は何とか2割に到達したが、それまでは電話の市外局番に例えて、「(01の)北海道を脱出してくれ!」と言われていた。このまま勝率が北海道という〝悪夢〟から解き放たれるのか…。