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タレント・実業家/上原亜衣インタビュー~熟れた私を目に焼き付けてね♡

上原亜衣
上原亜衣 (C)週刊実話Web

キカタン(企画単体女優)ブームの火付け役であり、数々の伝説を残した上原亜衣が、6年ぶりにストリップの舞台に帰ってくる!

5月1日から東京・浅草のロック座で行う〝20代最後〟のスペシャル公演。奇しくも2016年に行った艶系女優としての引退興行も5月1日からだった。果たして彼女はこの間に、どのような成長を遂げたのか? 私生活での変化は? ファンに代わって聞いた。

――引退から6年、なぜ、ロック座の舞台に?

上原 引退後も変わらず応援してくれているファンの方の前に、もう一度立ちたかったんです。特に、女の子にも見てもらえるようなステージができたらと思っています。

――前回と今回では気持ちの面で違いはありますか?

上原 もう、全然違います。前回は5年間、艶系女優として駆け抜けた最後だったので「あぁ、これで本当に終わっちゃうんだ」という、1日1日がカウントダウンのような感じでした。今回はコロナ禍だし、不安の方が大きいですね。本当にお客さんは来てくれるんだろうか、とか…。

――前回の舞台で印象に残っていることは?

上原 とにかく緊張してたってことですね。初日は失敗だらけで、脱いだアンダーウエアをはき直す時にヒモをうまく結べなかったりとか、結構ボロボロでした。踊りもあまり得意ではないし…。でも、20日間ありますから。初日、中日、楽日と3回は見に来てほしいと思ってるんです。きっと成長が見られると思うので。

――この6年でボディーも変化していると思います。

上原 実はあの頃、今よりも10キロ太っていたんです。休んでいる時にダイエットに目覚め、食生活アドバイザーなどの資格も取ったんですよ。一目瞭然、お腹まわりとか脚の太さはマジに違います。胸とかお尻は若干落ちてはいると思いますが、美少女系売りだったあの頃とは違い、アラサー直前の熟れた上原亜衣を目に焼き付けてもらえたらと。ビデオと違って映像には残らないですから。

投資は自分でやらなきゃダメ

――当時の客層について、覚えていることは?

上原 けっこう女性が多くて、3割くらいはいたんじゃないかと思います。中には毎日通ってくれた熱心な女性ファンもいて、ロック座さんからは私の公演以降、女性客が増えたと聞いています。今回は私がYouTubeをやっていることもあり、ファン層も違っているのではないかと思います。6年前は中高生で見に来られなかった人もかなりいたと思いますし、ストリップを見たことがないという方にも来てほしいですね。

上原が開設するYouTube番組『あいちゃんねる』は、登録者77万人を超えるなど、インフルエンサーとしても各方面から注目される存在だ。

――引退後の2年間ほどはSNSも全部消して消息不明状態でした。その間は何をしていたんでしょう?

上原 ほぼニートでした(笑)。ダイエットにハマったり、めっちゃ旅行に行ったり。投資に没頭していた時期もあります。

――収入はどうしていた?

上原 蓄えと投資で稼いでいました。私の場合、月に25本(合計1000本以上)とか出演していたので資金があったのと、現役時代からお金を使うタイプではなかったので、資産運用で十分に暮らせていました。

――そういえば、投資詐欺被害に遭ったというニュースもありましたね。

上原 それは現役時代のことです。22、23歳の頃「お金を増やしてあげるから」と誘われて、信用できる人だと思い預けたんです。しばらくは毎月配当をもらえたので、預ける金額を増やした途端に逃げられちゃいました。被害金額は2500万円。警察にも相談しましたが、投資詐欺は立件しにくいそうで、諦めるしかありませんでした。そこで、「投資というものは自分でやらなきゃいけないものだ」と思い知らされました。その後、自分なりに猛勉強して、損失分を取り戻すことができたんです。

――すごい。現在は色々と事業もやっていますね。

上原 昨年12月にメンズの美容サロンを1軒オープンさせ、今年4月にはコンセプトカフェをプロデュースしました。秋葉原にあるメイドカフェ『エターナルステージ』といって、私もメイド服を着てお店に出ているんですよ。

――どんなコンセプトなんでしょう?

上原 アイドル育成がテーマで、店内の大きなステージで毎日女の子が歌ったり踊ったりしています。ロック座を見た後は、こちらにも足を伸ばして推しを見つけていただきたいですね。

引退の撮影日に初めて…

――引退作は、文字通りの伝説になりました。

上原 実は私、自分の作品を見たことがなかったんですけど、最後の作品は、ちょっとだけ見ました。

――引退させたい派と引退させたくない派に分かれた、100人以上の素人と8人の女優陣による追いかけっこ。どうして、あんな壮絶な作品に出ようと思ったのでしょう?

上原 私のほうからお願いしたんです。どうせなら、過去最大で前代未聞、誰もしてこなかったことをやって終わりたいと。撮影日は12月30日。今日で引退というその日でした。でも、生まれて初めて大事な部分が腫れたりして、大変だったんです。

――それまでは一切なかった?

上原 はい。かなり丈夫なほうで、だからこそ月に25本も撮れたんだと思います。痛くてできなくなり、気持ち的にも落ちちゃって。今日で引退ということが原因なのか、急に普通の女の子になってしまったんです。「好きじゃない人とはカラめない」みたいな。キスもしたくない感情になって、それがプロデューサーにバレてしまい、言い争いになりました。「気持ちが入ってない!」って。

――張りつめていた緊張の糸が切れてしまった?

上原 そうかもしれませんね(笑)。ただ、その後の撮影が仲のいい女優さんたちとの共艶シーンで、泣きながら抱き合うことで気持ちがリセットできたんです。そういう意味でも印象深い作品になりました。

――性的な好奇心やチャレンジ精神は昔からだった?

上原 いえ、全くなかったです。デビュー前の経験は4人だけでしたし。勉強のためにマネジャーと一緒に見た動画が初めてだったくらいですから。

上原亜衣◆うえはらあい 1992年11月12日生まれ。
T155、B83・W57・H79。2011年AVデビュー。『恵比寿★マスカッツ』の元メンバー。引退後、19年にタレント復帰。
ツイッター@ai_uehara_ex

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