女優の綾瀬はるかが、来年1月スタートのTBS系日曜劇場『天国と地獄~サイコな2人~』に主演する。同局系の『義母と娘のブルース』(2018年)など、綾瀬の出演作を多数手掛けた脚本家・森下佳子氏によるオリジナル作品だ。
綾瀬が演じるのは、警視庁捜査一課の刑事・望月彩子。正義感が強く努力家だが、融通が利かず失敗も多く、上司に煙たがられる存在。高橋一生演じる殺人事件の容疑者の男を追い詰めて自ら逮捕するチャンスが巡ってくるが、逮捕直前でその男と魂が入れ替わってしまい、物語が展開されるという。
「綾瀬にとって同枠主演も刑事役も初めて。入れ替わりの元祖といえば、1982年の大林宣彦監督作品の不朽の名作『転校生』ですが、同作をオマージュし、入れ替わったことで胸の大きさや性器の形にとまどうコミカルな綾瀬の演技を見てみたいものですね」(テレビ局関係者)
『アッコにおまかせ!』打ち切り危機の影響!?
所属するホリプロの女優陣では、先輩の深田恭子をすっかり抜き去って看板女優となった綾瀬だが、どうやら、今回のドラマは事務所から〝人質〟として差し出されたというから穏やかではない。
「TBSの長寿バラエティー『噂の!東京マガジン』が来年3月で打ち切りになることが一部スポーツ紙で報じられましたが、確かな情報のようです。TBSとしては、それに伴い日曜の昼を大幅にリニューアルしたいというのが本音。となると、『東京マガジン』の前枠で放送されている事務所の〝カシラ〟和田アキ子MCの『アッコにおまかせ!』も、そろそろマンネリ気味なので打ち切りにしたかったようです。しかし、事務所としては和田のためにも何とか番組を延命させたい。そこで綾瀬を〝何でもやらせます〟と差し出したというのです」(芸能記者)
だからこその〝男役〟なのか…。和田は綾瀬に「笑って許して」と言ったかどうかはさて置き、綾瀬の艶演技に注目だ。
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