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NHK紅白“大混乱”生放送中止!? コロナ危機と『嵐』の裏切り…

実は、NHKの紅白スタッフを悩ませているのはコロナ禍だけではない。ジャニーズ事務所の裏切りという想定外の事態にも頭を抱えているのだ。

今年の紅白歌手は『香水』で大ヒットを記録した瑛人、グローバル・ガールズグループ『NiziU』、海外で人気の『BABYMETAL』などが初出場、企画出演の『GReeeeN』を含めると計42組だ。中でも、圧倒的な数を占めているのがジャニーズ勢。白組21組のうち実に7組も出演する。

「年内で活動を休止する『嵐』の他、『関ジャニ∞』、『Kis-My-Ft2』、『Hey!Say!JUMP』、『King&Prince』、『SixTONES』、『Snow Man』の7組です。NHKの超優遇対応に、他のプロダクションやレコード会社から猛クレームがついた。音楽業界の大半を敵に回しても、NHKが実現したかったのが『嵐』に紅白の大トリを務めてもらうことだった」(NHK関係者)

NHKの熱烈オファーにジャニーズ事務所はギリギリまで答えを引っ張り、まんまと7組の出場枠をもぎ取ることに成功した。

ジャニーズの宣伝に“一役買わされる”NHK

「じらしにじらしまくるジャニーズにイライラしながらも、NHKサイドは『嵐』を大トリにする構成案で、生放送になっても、VTR収録になっても対応できるようにスタジオ演出を熟考していた。ところが、『嵐』は突然、大みそかに無観客での生配信ライブの『This is 嵐 LIVE 2020・12・31』開催を発表した。これにはNHK幹部も激怒し、ジャニーズに問い質したそうですが、ジャニーズ側は『嵐メンバーの意思』とニベもなかったんです」(芸能プロ関係者)

大揉めに揉めた『嵐』の大トリ問題。話し合いの末、大トリではないものの、中継による紅白出場がどうにか決まった。

「今回の件に関しては、珍しくNHK理事のメンバーも〝マジ怒り〟しているんです。恐らくプロデューサーの更迭は免れない。『嵐』を紅白に出すことでジャニーズの有料配信のPRをしているようなもの。これを理由にNHKの受信料不払い運動に発展するのでは、と神経をピリピリさせています。NHKは相当根に持っていますよ。意趣返しのバトル第2、第3ラウンドが2021年にはありますよ」(紅白関係者)

何はともあれ、嵐の予感!

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