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NHK紅白“大混乱”生放送中止!? コロナ危機と『嵐』の裏切り…

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NHK (C)週刊実話Web

今年で71回目を迎える大みそか恒例の『NHK紅白歌合戦』が、予期していなかった〝厄災〟と〝裏切り〟に翻弄されている。最悪の場合、紅白の売りだった生放送を中止し、完全収録で臨む可能性も取り沙汰されているのだ。

「今年の紅白は予測不可能。何が起きても不思議ではない状態なんです。NHKは番組の売りである〝生〟にこだわりたいが、人の命が関わっている以上、仕方がない。密を避けるため、NHKにある10のスタジオを駆使し、事前収録するなどの予防案が急浮上しているんです」(NHK幹部)

なんと、総合司会の内村光良と桑子真帆アナ、白組司会の大泉洋、紅組司会の二階堂ふみの〝競演〟部分のみが生放送になるかもしれないのだ。すでに今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、番組史上初となる無観客放送が決定している。加えて、放送時間も15分短縮され午後7時30分から午後11時45分までの予定。例年、紅白名物といわれ1カ月近く行っていたリハーサルもわずか3日間に短縮されるという。

「出場歌手と司会陣が面談して打ち合わせしていた恒例行事もなくなった。事前に記入してもらったアンケート用紙を確認するだけだそうです。何事もなければ、出場歌手はNHKの複数のスタジオに分散してリモート生中継を実施する。審査員も感染を警戒し、今年はNHKホールに参集することを中止にしたようです」(事情通)

大みそかはコロナ緊急即応体制班も立ち上げか…

ここ数年、総合司会の内村の声掛けで紅白放送終了後にNHKの食堂で実施してきた打ち上げも中止が決まった。すべては感染拡大が一向に収まらない新型コロナの猛威だ。世界の感染者数は約6850万人(12月10日時点)に達し、日本国内の感染者は16万人以上を数えている。

「新型コロナに関しては特効薬も完成していない。現在の状況から推測すると、日に1万人近い感染者数になる可能性は否定できない。そんな事態になったら、政府は再び緊急事態宣言を発令させざるを得ない。年の瀬どころの騒ぎではなくなる。そんなときに紅白出場者やスタッフから感染者が出て、万が一にもクラスターが発生したら、番組の存続にも影響する事態になってしまう」(制作関係者)

すでにNHKは紅白制作チームとは別に、報道局を主体とした緊急即応体制班も立ち上げているという。

「大みそかに向け、コロナによるパンデミックで医療崩壊が起きた場合、紅白の放送を大幅に短縮し、報道特別番組に切り替える。もちろん、永田町筋も了解済みの話だ。その際のキャスターは和久田麻由子アナが仕切ることになる」(前出・事情通)