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岸田政権が“突拍子もないビジネス”への支援を強化!変わり者はチャンス!?

岸田文雄
岸田文雄 (C)週刊実話Web

4月12日、岸田文雄首相は「新しい資本主義実現会議」において、スタートアップ企業(新興企業)支援を抜本的に強化する方針を明らかにした。

コロナ後に向けた経済システムを再構築するため、官民の役割分担をした上で5カ年計画を作成し、スタートアップ企業の育成について、司令塔的な機能を明確化するという。

「既存のビジネスモデルに工夫を加えてサービスを提供するベンチャー企業に比べ、スタートアップ企業は従来になかった革新的なアイデアで、新しいサービスを創出する企業とも言えます」(経済アナリスト)

例えば機械学習を活用したサービス開発やネットによるスケールサービス、AI(人工知能)を使ったアシスタントサービスのほか、宇宙など新しい領域におけるサービスなども、スタートアップ企業のビジネスモデルになる。

全国各地の集会は大盛況!

現在、スタートアップ企業の経営者らが集まる「ピッチ」と呼ばれる集会が、全国各地で開催されている。1回の平均参加者はオンラインで300人ほど、実際の会場では100人ほどで、かなりの盛況ぶり。スタートアップ業界が、にわかに盛り上がっているのが分かる。

実際、現在は多くの大学でスタートアップ企業が体制を整えており、その流れは民間にも波及している。

「一昔前よりも確実に、突拍子もないビジネスモデルに対する投資の敷居が低くなっています」(ベンチャーキャピタルの社員)

ある意味で岸田政権の一丁目一番地の看板施策に掲げられたことで、スタートアップ企業が一躍フォーカスされている。

「またそんな夢みたいなことばかり言って」と、周囲から変わり者扱いされていた諸氏にとっては、事業家として花開くチャンスが訪れるかもしれない。

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