
吉野家元常務「シャブ漬け」発言を各局コメンテーターが総攻撃!“辛辣ご意見”グランプリ
牛丼チェーン・吉野家の伊東正明元常務取締役(4月18日付で解任)の「生娘をシャブ漬け」発言について、テレビ各局の情報番組コメンテーターたちが、辛辣な意見を述べている。
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伊東元常務は、「田舎から出てきた右も左もわからない若い女の子を、無垢生娘のうちに牛丼中毒にする。男に高い飯をおごってもらえるようになれば、絶対に食べない」と発言し、大炎上した。
この問題発言に対し、『スッキリ』(日本テレビ系)のMC加藤浩次は、「地方の女性たちって言ってますけど、地方にも吉野家ありますからね…。言ってることにも整合性ないなという感じがします」と顔をしかめ、「時代の流れにアップデートできていない」と切り捨てた。
また、『めざまし8』(フジテレビ系)のMC谷原章介は、「この発言の中には男性に隷属している女性が飯を食わせてもらっているみたいな発言であったりとか、都会と田舎、そしてなおかつ生娘とそれ以外の女性、なおかつ高級な食べ物と自社の商品、いろんな差別意識が入っていると思う」と指摘。モデルのトラウデン直美も、「こういった考え方を普段からしているから出てしまったという部分だと思いますし、例えばこれを面白いだろう、ウケるだろうと思って言ったんだとしたら、本当に認識を改めて欲しいなと思います」と訴えている。
夫の不倫騒動を引き合いに…
『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日)のMC羽鳥慎一は、「なかなかこの言葉の選択は出来ないと思います。すごい言葉の羅列だと思います」とバッサリ。「深い意味も考えないで、軽く『ごめんなさいね、嫌な思いしたら。中毒にしようと思ってるんですよ』っていう感覚も問題」だと見解を示した。同番組では、テレビ朝日社員の玉川徹氏も「中毒」という言葉を問題視。「経営方針、社の目的として客を中毒にさせようと思ってるんですか?」と指摘し、「吉野家の牛丼好きで、たまに食べたくなるんですよね。なんで、たまにどうしても食べたくなるんだろうなって思ってたんですけど、作っている方は僕を中毒にさせようと思って作ってたのかと思うと、ちょっと引きますよね」と続けたのだ。
さらに、元フジテレビアナウンサーで弁護士の菊間千乃氏も「お客様をバカにした発言で、自分のところの商品をバカにしている発言」と指摘。仕事ができる人物ほど問題発言が多いとし、「仕事ができると自分の発言がどんどん大きくなっていった時に、周りが何も言ってくれなくなって、どんどん加速度的になって、社外でも何も考えずに(発言)してしまうって状況だった」と推測している。
一方、『ゴゴスマ~GOGO!Smile!~』(TBS系)では、タレントの鈴木紗理奈が「生娘とか気持ち悪い」と激怒。嫌悪感むき出しのコメントが止まらなくなった鈴木に、MCの石井亮次アナが「TPOに合わせた言葉のチョイス」が大事だとして「自戒も込めて…」とフォローすると、鈴木が「かばわんでいいですよ、伊東さんのこと」と遮り、ヒートアップした。
一連のコメンテーターたちの発言の中で、一番芯を食っていたのは、同番組に出演していた元衆院議員の金子恵美氏だ。
金子氏は、伊東元常務が吉野家の女性向け戦略を進めていたと解説。カフェのような雰囲気の店舗も作り、女性客が1.2倍になったことなどを挙げ、「女性のために改装をしていて、一方で内々ではこういうことを言っていたと感じさせてしまうことが、一番世の中が嫌悪感を持つこと」だと発言したのである。
まるで、夫で元衆院議員の宮崎謙介氏の不倫騒動を重ね合わせたかのような発言で、「かつてね、育休宣言をして、真逆のことをした…」と続けたところで、石井アナが「それ以上、それ以上もう…」と制した。
ところが、鈴木紗理奈から「続けてください」と言われると、金子氏は「真逆をやると、一番世の中は嫌悪感を持つんだから、お気を付けになった方がいいですよ、伊東さん」と言い切ったのだ。
各局コメンテーターの意見を採点するとすれば、間違いなく金子氏が最高得点だろう。
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