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「桜を見る会」反社会的勢力の招待に捜査当局が「メス」を入れる!

安倍晋三
安倍晋三 (画像)Drop of Light / Shutterstock.com

『桜を見る会』前夜祭の費用補填問題は、捜査の網が広がりそうな雲行きで、同会に出席していた反社会的勢力への招待状ルートも解明される運びだ。

「昨年の『桜を見る会』で安倍前首相の昭恵夫人とツーショットで写っている人物、それに当時は官房長官だった菅首相と握手しているのは明らかに反社会的勢力の人間です。彼らはどうやって招待状を入手したのか? 捜査当局も安倍後援会の費用補填同様、関心を示している」(政界関係者)

五木ひろし、神田うの、IKKOら多くの芸能人の招待客に混ざって〝反社〟と察せられる数人の男達…誰が招待したのか国会でも取り上げられた。

「昭恵夫人と一緒に写っているのは、11月初めに解散届を出した沖縄県の石垣島を拠点にする半グレ集団『石垣島グループ』のリーダーで自称・経営コンサルタントの山根真一被告です。官房長官だった菅首相と握手をしているのは山根被告の舎弟で、他にグループのメンバーも写っていました」(事件ライター)

自民党議員パーティー券付きセットで売っていた?

山根被告は大阪の地下格闘技団体『強者』の創設者で、大阪の半グレ集団『拳月』の幹部を務めていた。2011年に暴力団と共謀して住宅ローン名義で金融機関から融資資金約3900万円を騙し取った詐欺容疑で大阪府警に逮捕された。

「14年には強者の元幹部らと、韓国料理店の元店員に膝蹴りと頭をビール瓶で殴って重症を負わせたとして逮捕。その後、関西の暴力団関係者と揉めて、4、5年前に沖縄の石垣島に拠点を移した。繁華街の美咲町にキャバクラや居酒屋をオープン。他店に因縁をつけたり、大阪流の強引な客引きで観光客とトラブルを起こすなど、石垣島の治安を悪化させたんです」(沖縄在住のフリーライター)

今年に入って山根被告は沖縄県警に5回逮捕されている。山根被告は11月4日にグループの仲間10人を伴って沖縄県警八重山署を訪れ解散届を提出した。

「反社への招待状は、自民党議員を通じて、芸能ブローカーが8万円で売り捌いていたという情報があるんです。ブローカーは同年5月に行われた自民党の有力派閥議員の政治パーティー券付きのセットで売っていた。状況次第では、そのブローカーから招待状を入手したという芸能関係者も出てくるかもしれない。『桜を見る会』疑惑はまだ終わっていない」(夕刊紙記者)

政界の桜は散らない。

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