灼熱の火花散る！『オートレース』情報～川口「SGオールスターオートレース」展望【前編】

2022年度のオートレースは、さまざまな改革が施されている。その1つがSGの「6日間開催」の実施だ。

4月26日から開催される『SG第41回オールスターオートレース』が、その第一歩となる。今週から2週にわたって、オールスターの展望を記したい。今週は地元川口勢について。

地元勢のS級の顔ぶれは永井大介、中村雅人、若井友和、黒川京介、加賀谷建明、小林瑞季、平田雅崇、上和田拓海、山田達也、山田真弘、泉田修佑、鈴木清の12人。その中でもイチ推ししたいのが黒川だ。記憶に新しいのが、昨年暮れのSS王座決定戦での快走シーン。優勝した青山周平の背中を追い、トップ争いを展開した。

ファン投票上位の佐藤摩弥にも注目！

その魅力は類いまれなる「スピード」と「スタート力」。SGで勝ち抜く2大要素を完璧なまでに兼ね備えている。近況も気配は上々で、初のSG制覇を期待したい。

本来であれば◎クラスの永井、中村については、近況の気配がムラ傾向。機の状態にもうワンランクの上積みを期待したい。

また、A級にも注目したい選手がいる。ファン投票上位の佐藤摩弥だ。正直、マシンは低空飛行が続いているが、昨年のオールスターでは、雨の優勝戦で一度は先頭に立つ活躍を見せた。今年も舞台は地元だけに、復調のシリーズとなるか、試走の気配にはくれぐれも注視したいところだ。

次週は遠征選手について記したい。