文春砲に〝多目的トイレ不倫〟を報じられ、自粛を余儀なくされていた『アンジャッシュ』渡部建が12月3日、ようやく会見を開いた。
200人以上も集まったマスコミ陣を前に、苦悶の表情を浮かべながら渡部は深々と頭を下げた後、声を絞り出すように発したのが「本当にひどい行為だと思うし、言い訳の余地はない。大変ひどいことをしてしまった」と謝罪。しかし、その場に居合わせた記者らは皆、同じ違和感を覚えたという。
「記者の多くから『渡部は本当に反省しているのか分からない。怪しい』という声が聞こえました。会見で渡部は涙を流そうとし、顔をくしゃくしゃにしていましたが、一向に涙が出てこない。もはや学芸会の演技レベル。あの会見が芸能界復帰へのミソギだと考えているのなら大失敗。むしろ会見をしない方がよかった」(事情通)
渡部同様、世間の想像以上のバッシングに頭を抱えたのが、大みそかに放送される『ガキの使いやあらへんで!』の『絶対に笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス24時』で復帰をお膳立てした日本テレビだ。
「電話やメールなどのクレームが、日テレやスポンサーにも連日寄せられたのです。渡部が世間からここまで嫌われているとは正直、想像できなかった。さらに、某スポンサーは『話が違う』と出稿の取りやめを示唆しました」(放送作家)
タレント生命を賭して臨んだ謝罪会見だったが…
「当初、『ガキ使』SP放送前に渡部が自分の言葉で説明することでコトは収まる…と日テレ関係者は甘く考えていたのです。そもそも、『ガキ使』出演に関して謝罪会見前に出演はあり得ない、と大反対をしていたのが妻の佐々木希や相方の児嶋一哉だったわけです。この2人の信頼も裏切ってしまった。芸能界からもクレームが殺到した。完全なミソギの済んでいない渡部と絡むのは嫌だとする事実上の共演NGです」(同)
まさにタレント生命を賭して臨んだ謝罪会見だったが、結果は前述の通り。
「日テレ以外のテレビ局はすべてNGになったそうです。スポンサーもアウトのジャッジを下した。結局、あの会見は日テレの番宣といっても過言ではないからです」(前出の事情通)
そうした中、意外な事実も判明した。何と不倫スキャンダルで生じた違約金だが、完済したことを渡部が告白したのだ。
「計3億円以上の金額をキャッシュで支払ったそうです。しかも、まだ貯金が1億円近くあるのだとか。妻の佐々木は年収2000万円近くある。実は生活は安泰なのです」(業界関係者)
とはいえ、妻と相方から三くだり半を突き付けられるのは時間の問題かもしれない。
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