画家で芸人のジミー大西が、4月12日に出演した『徹子の部屋』(テレビ朝日系)で披露したエピソードに、「号泣した」という視聴者が続出している。
小学生時代、人見知りで言葉も遅い少年だったというジミーは、小3の時にマキさんというクラスメートの女の子に初恋をした。
「花いちもんめで、いつも『大西君がほしい』って言ってくれて。それで、ものすごい好きになってしまった」
初めて発したのが「好き」という言葉だったと明かし、クラスメートが「大西がしゃべった!」と大騒ぎになったという。
ところが、夏休み明けからマキさんが学校に来なくなり、心配したジミーが先生に尋ねると、体調を崩していると伝えられ、その後、「マキさんは病気で亡くなりました」と発表されたというのだ。
“感動の神回”ネットには書き込み殺到
訃報を聞いても、ジミーは自分の周りで亡くなった方がいなかったため、最初は人の死を理解できなかった。
しかし、先生がマキさんの机の上に花を置いたことで、「亡くなるっていうのは、この世にいないと認識した」という。
それからジミーは毎日、朝早く登校。花瓶の水を替え、田んぼや道に咲く花を摘んで飾っていたが、2学期の終わりに先生はジミーにこう告げた。
「花瓶の水を替えていたのは大西君と知ってますよ。でも、これからは花をなくして席替えをしようと思っているけど、いい?」
ジミーは快諾し、席替えをしたところ、偶然にもマキさんが使っていた机の席になったというのである。
「パッと机の中をさわったら、1個だけ、ハンカチがあった。マキさんの」
ジミーは「これは僕に残してくれたんだ」と思い、嬉しかったと明かし、黒柳もこの切ない初恋話に聞き入っていた。
これには、「泣いた」という視聴者も続出。ネットには様々な書き込みが殺到している。
《ジミー大西さんの初恋話を聞いていたら涙が止まらない。なんて心の綺麗な人なんだろう》
《私も昼ご飯食べながら泣いてました。初恋相手も、先生も、ジミーちゃんも登場人物が全て優しく愛の有る人で心が洗われました》
《今日ジミーちゃんということで大変心配していましたが…まさかの感動の神回でした》
《最初ジミーちゃんが画面に映った時にはリモコンに手がかかりました。しかしながらマキさんのハンカチの話から全集中に入り、久しぶりに徹子の部屋をCMも含めてすべてみました》
《花いちもんめで名指しされないのって子供心に傷つくよね。わかる。それがわかっていて「大西君が欲しい」って言ってくれた女の子は本当に優しい子だったんだと思う。好きになるよね》
《言葉の遅い少年をいつも気にかけてくれたマキさんのおかげで人を好きになり言葉を発せるようになったジミーちゃん こんなにも優しい人ほど早くに亡くなってしまう あまりにも早い死だが亡くなる前にジミーちゃんに人の心の優しさとは何かを教えてくれたのだと思う》
大人になってからは、明石家さんまの優しさに感謝しているジミー。これからもピュアな心で視聴者を楽しませてくれるはずだ。
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