北海道コロナ禍の今こそ読みたい『古地図と歩く 札幌圏』~本好きのリビドー/昇天の1冊
2020.12.09
エンタメ
札幌は一体どうなってしまうのだろう――そう心配せざるを得ないほど、北の地はコロナの猛威にさらされている。
【関連】『承認欲求女子図鑑 SNSで出会ったヤバい女子たち』(三才ブックス/本体価格1300円)~本好きのリビドー昇天の1冊 ほか
だが、感染が一段落したら、歓楽街以外を訪れて、少しでも応援したいものである。そうした際に参考になりそうなのが、『古地図と歩く 札幌圏』(あるた出版/1400円+税)だ。街歩きガイドだが、古地図を掲載し、それと現在の街を比べ合わせて、歴史の痕跡をたどろうという1冊。
市の中心部にある中島公園や道庁にある遊郭の名残をはじめ、近郊(旧村)にある町役場跡や仏閣、北海道の歴史を語るうえで欠かせない、明治維新後の屯田兵たちの暮らしの跡など、興味深い史跡も少なくない。
また、M100号の名称で親しまれ、市の名物となっている市電の今昔物語、なぜ札幌の市街は碁盤の目状に設計されたのか…など。決してすすきのやキャバクラだけではない札幌の魅力が分かりやすく伝わってきて、いつかは足を伸ばしてみたいと思わせる。
北海道は開拓されて“まだ150年”ほどの新しい場所
北海道の歴史は浅い。むろん先住民族が暮らした時代までさかのぼれば古い歴史を持つが、開拓されてから現在に至るまでの足跡は、まだ150年ほど。それだけ新しい場所であるにもかかわらず、あまり知られていないからこそ、今知るべきという思いに駆られる。著者は、まちあるき研究家の和田哲氏。テレビ番組『ブラタモリ』(NHK)にも出演歴がある方だ。『月刊O.tone(オトン)』(同社)の連載企画「古地図と歩く」をまとめた愛蔵版。
(小林明/編集プロダクション『ディラナダチ』代表)
合わせて読みたい
-

水卜麻美アナが日テレ退社へ 夫・中村倫也の説得で『24時間テレビ』が花道に?
2025.05.11 芸能 -

雛形あきこ年下のイケメンマネジャーと車内で…「揺れる送迎車」記事で離婚【美女たちの不倫履歴書41】
2024.01.03 芸能 -

青森県東方沖地震は前触れか 日本・千島海溝と南海トラフ「巨大地震Xデー」
2025.12.17 -

「平時だったら私が出馬することにはならなかった」政権を担う重責への自覚が乏しかった福田康夫の気質
2025.12.22 -

喫茶店で偶然知り合い結婚式まで~島田洋七『お笑い“がばい”交遊録』
2022.12.28 芸能 -

坂本勇人“今季引退説”急浮上 巨人・新ショートの覚醒で世代交代へ
2025.09.03 スポーツ -

巨人・阿部慎之助監督への“怨念”か…桑田真澄が新天地で画策する“古巣打倒”の復讐シナリオ
2025.12.21 スポーツ -

横綱大の里も顔負け 新弟子“旭富士”のスーパー怪物度
2025.11.21 スポーツ -

今夏の甲子園出場校が閉校へ 再来年度以降の生徒募集を停止
2025.12.22 スポーツ -

谷原章介『サン!シャイン』打ち切りの裏に事務所社長「黒い交際」報道か
2025.12.22 芸能
合わせて読みたい
-

水卜麻美アナが日テレ退社へ 夫・中村倫也の説得で『24時間テレビ』が花道に?
2025.05.11 芸能 -

雛形あきこ年下のイケメンマネジャーと車内で…「揺れる送迎車」記事で離婚【美女たちの不倫履歴書41】
2024.01.03 芸能 -

青森県東方沖地震は前触れか 日本・千島海溝と南海トラフ「巨大地震Xデー」
2025.12.17 -

「平時だったら私が出馬することにはならなかった」政権を担う重責への自覚が乏しかった福田康夫の気質
2025.12.22 -

喫茶店で偶然知り合い結婚式まで~島田洋七『お笑い“がばい”交遊録』
2022.12.28 芸能 -

坂本勇人“今季引退説”急浮上 巨人・新ショートの覚醒で世代交代へ
2025.09.03 スポーツ -

巨人・阿部慎之助監督への“怨念”か…桑田真澄が新天地で画策する“古巣打倒”の復讐シナリオ
2025.12.21 スポーツ -

横綱大の里も顔負け 新弟子“旭富士”のスーパー怪物度
2025.11.21 スポーツ -

今夏の甲子園出場校が閉校へ 再来年度以降の生徒募集を停止
2025.12.22 スポーツ -

谷原章介『サン!シャイン』打ち切りの裏に事務所社長「黒い交際」報道か
2025.12.22 芸能