嵐の松本潤主演のドラマ『となりのチカラ』(テレビ朝日系)の最終回が3月31日に放送され、平均世帯視聴率は9.5%(ビデオリサーチ調べ・関東地区=以下同)を記録した。
全9話放送された同作は、初回と第2話の視聴率こそ2桁を記録したが、第3話以降は1桁台に転落。最終回は前回よりも1.1ポイントアップしたものの、2桁には届かなかった。
「制作サイドにとっては、かなりショックな結果だった。主演は天下の松潤で、脚本も『女王の教室』や『家政婦のミタゾノ』などを世に送り出してきた遊川和彦氏を起用していましたからね。遊川氏の感覚が視聴者とズレているのか、このところヒット作が出ていないことを差し引いても、1桁台の惨敗に終わるとは予想していなかったはずです。なにより、松潤が数字を持っていなかったのも驚きでした」(放送担当記者)
正月特別ドラマのトラウマ
今月10日には、同じ嵐の二宮和也主演のドラマ『マイファミリー』(TBS系)がスタートする。
娘の誘拐事件で試される「夫婦の絆」を描く作品だが、こちらにも、早くも暗雲が漂っているというのだ。
「二宮は、嵐の中で真っ先に結婚したため、ファン離れが加速している。そんな二宮が〝家族〟をテーマにしたドラマに出演すれば、私生活とリンクする部分も想像させるため、視聴者として計算していた二宮ファンにソッポを向かれてしまう恐れがあるんです。それでなくても、さんざん〝匂わせ行為〟をしてきた元フリーアナウンサーの妻に対する二宮ファンの嫌悪感は相当なものですからね。ドラマで別の女優が演じるとはいえ、〝夫婦の絆〟を見せつけられるのは耐えられないというわけです」(同・記者)
さらに、二宮には直近の〝前科〟もある。
「今年の1月3日、嵐の活動休止後、初のドラマ主演作となった『潜水艦カッペリーニ号の冒険』(フジテレビ系)が、ゴールデン・プライム帯での放送にもかかわらず、平均世帯視聴率わずか4.9%と大爆死。以前までの二宮なら、考えられない結果でした。TBSは、正月早々、二宮にオファーしたことを後悔したはずです」(同・記者)
現在、グループとしての活動を休止中の嵐だが、松本に続いて二宮も〝連続爆死〟となれば、そのまま「解散」の二文字も現実味を帯びてくる。
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