日本時間の3月28日に米・ロサンゼルスで授賞式が行われた「第94回アカデミー賞」で、西島秀俊主演の映画『ドライブ・マイ・カー』が国際長編映画賞を受賞した。
Director Ryusuke Hamaguchi after winning the Oscar for Best International Feature for 'Drive My Car.' #Oscars
Photography by: Luis Alberto Rodriguez pic.twitter.com/28yYhQfeQ0
— The Academy (@TheAcademy) March 29, 2022
日本映画が同賞を受賞するのは、2009年の滝田洋二郎監督作品『おくりびと』以来13年ぶり。濱口竜介監督は、日本メディア向けの共同記者会見で「うれしいです! ノミネートされることだけでも本当にすごいことだと思っていたので、こうして受賞ができるとは本当に思っていなかった。ありがたいことだと思っています」と歓喜の表情を浮かべていた。
「世界中にファンがいる村上春樹氏の小説を映画化した作品で、熱烈な村上氏のファンであるハルキストたちも納得の出来。アカデミー賞以外にも海外で90以上の賞を獲得し、国内でも『日本アカデミー賞』の8冠など、日本映画史上に残る作品となりました」(映画ライター)
30秒のキスシーンで燃え上がった!?
現在43歳の濱口監督は、東京藝術大学出身。大学院在学中に監督した作品が国際映画祭に出品されるなど、学生時代から独特の演出が注目されていた。
「15年ごろから日本国外の主要映画祭での受賞が相次ぎ、世界的に高く評価されるようになりましたが、実はあの不倫カップルの〝火付け役〟としても知られています」(芸能記者)
18年に公開された濱口監督にとって初の商業映画で、「第71回カンヌ国際映画祭」のコンペティション部門にも正式出品された『寝ても覚めても』で共演していたのが、東出昌大と唐田えりかなのだ。
「2人は劇中で恋に落ちる役を演じ、30秒にわたって激しいディープキスを交わすシーンがありました。それで燃え上がったのか、現実でも一線を越え、一大不倫スキャンダルに発展してしまったのです」(同・記者)
そんな2人の不倫愛の結末はご存じの通り。東出は、妻だった女優の杏と離婚し、別の女性とのスキャンダルも噴出したことで、今年2月に所属事務所との契約を解除されている。
一方の唐田も、芸能活動休止に追い込まれ、徐々に仕事を再開しているものの、イメージダウンの回復には至っていない。
アカデミー賞監督となった濱口監督には、ぜひとも2人に〝救いの手〟を差し伸べてほしいものだ。
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