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上白石萌音が橋本環奈を“公開処刑”!?『千と千尋の神隠し』残酷なまでの実力差…

橋本環奈
橋本環奈(C)週刊実話

女優の上白石萌音と橋本環奈がWキャストで主演を務めた舞台『千と千尋の神隠し』が、3月29日に帝国劇場で東京公演の千秋楽を迎えた。

この日、千尋を演じた上白石は、カーテンコールで「反省したり、駄目だったなと思うことがたくさんあったけど、そういうときにすくい上げてくれるのも千尋でした」と、自身が演じた役に感謝し、満員の観客から喝采を浴びた。

橋本もサプライズで駆け付け、萌音と「久しぶりだね!」とハグ。喜びを分かち合いつつ、4月から始まる地方公演に向けて「健康面にも気をつけて頑張っていけたら」と抱負を語った。

「表向きは仲良くしている2人ですが、互いに売れっ子女優とあって、舞台裏ではバチバチだったそうです。他のキャストやスタッフは、萌音派か環奈派かで〝踏み絵〟を迫られていたなんて物騒な話も飛び交っているほど。今後の地方公演でも、その空気感が続くと、なんらかの悪影響が出かねない」(芸能記者)

苦労人とラッキーガール

とはいえ、ともに初日公演を終えた時点で、演技力の差は歴然だったという。

「初日は橋本でしたが、初舞台ということもあって声量も足りず、セリフにも抑揚がありませんでした。演技も、かなりぎこちない印象でしたね。一方、上白石は舞台経験が豊富なこともあって、堂々と演技をこなしていました。セリフも表情も声量も、橋本とは段違い。感情豊かな上に見事な歌唱力で、まったく申し分ない千尋を演じていましたよ」(2人の公演を見た演劇担当記者)

上白石は、2011年の「第7回東宝シンデレラオーディション」で審査員特別賞を受賞。グランプリを逃したにもかかわらず、努力してはい上がってきた苦労人だ。

一方の橋本は、地方のアイドル時代に撮られた1枚の写真がきっかけで東京進出を果たし、いきなりスターダムにのし上がったラッキーガールである。

「その差が残酷に出てしまったわけです。両者の公演を見比べると、上白石が橋本を〝公開処刑〟しているように見えましたよ」(同・記者)

7月3日と4日に愛知・御園座で行われる大千秋楽公演は、生配信されることも決定している。

上白石は、「ちょっと成長しているかもしれないこの舞台を、生配信で応援していただけたら」と笑顔で呼びかけていたが、「ちょっと成長」という言葉は橋本のことを指していたのかもしれない。

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