フリーの加藤綾子アナウンサーが、4月6日放送の『ホンマでっか!?TV　2時間SP』で、番組アシスタントを卒業する。

すでに行われた収録では、トークの途中でMCの明石家さんまが、「加藤が今日で『ホンマでっか!?』を卒業…」と口にすると、スタジオからは「ええええーーー」と、悲鳴にも近い驚きの声が。

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共演者の島崎和歌子は「え～、なんで…。もう会えなくなっちゃうの～」と涙を流し、目をハンカチでぬぐったという。

加藤アナが卒業の理由を「さんまさんの隣って…」と切り出すと、さんまは「やめる理由は俺かい！」と興奮気味にツッコミ。フジテレビに局アナとして入社後、2年目から12年以上にわたって務め上げた加藤アナを笑いで労った。

『Live News イット！』降板も秒読み

後任は、2018年入社の井上清華アナウンサー。加藤アナが在籍時にメインキャスターを務めていた『めざましテレビ』に続いて、元エースが担ってきた大役を任される。

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「井上アナは、2020年に代打出演した『さんまのお笑い向上委員会』で、さんまのお眼鏡にかなった。さんまが本気で狙っていたカトパンが、昨年6月にスーパーマーケットチェーンの御曹司と結婚したため、興味を失ったということでしょう。〝本妻の座〟を奪った井上アナは、名実ともにフジのエースになったわけです」（芸能記者）

加藤アナへの〝逆風〟は、これだけではない。視聴率不振にあえぐ夕方のニュース番組『Live News イット！』からの降板説も後を絶たない。

「視聴率は、民放キー局の夕方のニュース番組の中では最下位が定位置。カトパンと同じ事務所の谷原章介が、同局の朝の情報番組『めざまし8』のMCを務めているため、なかなか降板させられないという〝大人の事情〟はあるものの、高いギャラを払って4年経っても視聴率がとれないのなら、事務所も意地を張れなくなる」（同・記者）

当初は、「主婦目線に寄り添ってがんばりたい」と意気込んでいた加藤アナも、御曹司との結婚でセレブ妻に。今の加藤アナでは、庶民の生活の苦しさに寄り添えない。

「宮司愛海が4月の改編で、メインキャスターを務めていたスポーツニュース番組『S-PARK』から卒業し、報道キャスターに転じます。局アナは会社員ですから、主婦目線に近い。まずは宮司に昼前のニュース番組『FNN Live News days』を担当させ、主婦層などを取り込み、ゆくゆくは夕方の『イット！』を彼女に任せるというのが上層部の長期戦略です」（フジ関係者）

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近々、テレビから消えそうな加藤アナだが、セレブ妻だから生活には困らない。悠々自適な〝妊活〟を始めるタイミングを見計らっているはずだ。