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『新婚さんいらっしゃい!』グダグダ展開で桂文枝が司会卒業「最後ボロボロやった」

桂文枝
桂文枝 (C)週刊実話Web

落語家の桂文枝とタレントの山瀬まみが、3月27日に放送された『新婚さんいらっしゃい!』(テレビ朝日系)で、番組を卒業した。

1971年スタートの長寿番組。文枝は番組開始時から51年、山瀬も25年アシスタントを務めた。

この日の放送は、「新婚さんいらっしゃい!~50年!5000組!新婚さんアカデミー大賞SP~」と題した1時間の拡大版。過去に出演した新婚さんの中から、特に印象深かった夫婦を部門別に選出し、半世紀にわたる番組の歴史を振り返ったのだ。

プレゼンターとして、元サッカー日本代表の本並健治と丸山桂里奈夫婦、芸人のなだぎ武と女優の渡邊安理夫婦、「純烈」の小田井涼平、お笑いコンビ・ミルクボーイが出演。ユニークな新婚さんたちを改めて紹介し、文枝と山瀬の花道を笑いで彩った。

「50年以上続いているわけですから、結果的に時代を反映した番組になっています。SNSはおろか、携帯すらなかった時代に文通から交際をスタートさせたカップルや、超高齢のご夫婦。同性愛の男性カップルまで、番組の歴史そのものといっても過言ではない変わり種の新婚さんが続々と登場し、文枝さんも懐かしそうでしたね」(放送担当記者)

ハプニングを期待するも…

他にも、なまりがフランス語にしか聞こえない奥様や、収録中に入れ歯を落とした夫など、キャラの立った新婚さんたちが、再びスタジオに集結。最後は、文枝が〝入れ歯のご主人〟に締めを依頼したが…。

「文枝さんは、大声で挨拶をしてもらい、派手に入れ歯が飛ぶのを期待していたようですが、しっかり固定されていたようで、思惑は外れてしまいました(笑)。ミルクボーイは『51年、それで締めるんですか?』と困惑。グダグダな展開となり、文枝さん本人も、番組に『ふさわしい、ワケのわからない終わり方となりました』とか『最後ボロボロやった』と笑っていましたよ」(同・記者)

文枝は、「ありがたいのはこの番組が、まだ続くということ」とし、「次の司会者の藤井隆さんを応援してあげていただきたいと思います。皆さんに感謝しかありません。私は私で次の夢を追いかけて頑張っていきたいと思います。51年3カ月、あっという間でしたが、本当にありがとうございました」と感謝を述べ、ほぼ人生の半分をアシスタントとして過ごした山瀬も涙ながらに「皆さんとの出会いが皆さんの人生の1ページを、ちょっとでも私たち彩れたのかなと思うと、すごい素敵な仕事をさせていただいたなと思います」と挨拶した。

最後は、文枝が「新婚さん」と呼びかけ、全員で「いらっしゃ~い!」と大合唱。4月3日から新司会となる藤井隆と、新アシスタントの井上咲楽にバトンをつないだ。

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