TBS系昼の情報番組『ひるおび!』のMCを務める恵俊彰が、4月から早大大学院のスポーツ科学研究科に入学することを明かした。
「恵は自身のラジオ番組で進学の動機を話していました。自分が高卒で、『心のどこかに忘れ物をしたみたいな感じで、大学とかに行ってみたかったな』というのがあったというのです。また、この2年のコロナ禍の状況で、人生の価値観にもあらためて思いを馳せ、『今年、58歳になるのですけど、学校に通って人の話を聞く、本を読んでみるということをきちんとやってみようと…』。そんなことも話していましたね」(芸能記者)
早大大学院のスポーツ科学研究科といえば、2007年、元巨人投手の桑田真澄氏が入学して話題になった。
「修学年限は1年。桑田氏は大投手であり、その理路の高さを評されていました。かねて早稲田を熱望しての入学で、大変立派だったと思います」(教育誌ライター)
一方、恵が何を目指しているのかは、いまひとつ分からないところもある。桑田氏のように、現役の選手を退いた上でのスポーツ研究とは違うからだ。
慶應大学合格を蹴って浪人!
「もともと『ホンジャマカ』というお笑いコンビとして活躍。相方の石塚英彦は大食いを中心とした『まいう~』グルメで、今もバラエティー路線ですが、恵の方は『ひるおび!』をはじめ、司会業で十分に評価もされています。それを考えると、番組を通して見た選手、会った選手を題材にした新たな考察でもするのでしょうか」(週刊誌編集者)
実は恵は、地元の鹿児島でトップクラスの進学実績を誇る公立高校に通っていた。しかし、早稲田を志望するも3浪して合格ならず。結局、大学進学を諦め、放送系の専門学校に事務員として就職したという。
「とにかくテレビに出たかったので、その方面で職を探したのだとか。でも彼は、早稲田大学こそ合格しませんでしたが、慶應義塾大学には合格しており、それにもかかわらず早稲田にこだわって浪人をしたという〝早稲田愛〟のカタマリのような人。もともとの地頭が相当にいいのでしょう」(同・編集者)
高校を卒業しておよそ40年。58歳にして念願の早稲田入学を果たすとは何とスバラシイことか。昼の帯番組との両立は大変だろうが、ガンバってほしいものだ。
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