志村けんさん (C)週刊実話Web
志村けんさん (C)週刊実話Web

『ドリフ』『バカ殿』の笑いがネット上で酷評…『エンタの神様』と同レベル!?

3月29日、元『ドリフターズ』志村けんさんの3回忌を迎える。


志村さんを巡っては、下ネタへの批判こそあれど、稀代のコメディアンであるというのが一般的な評価だ。だが、今振り返ると、「ドリフ」の笑いは〝かなりレベルが低かった〟とその評価も見直されてきている。


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「ドリフ」といえば、生放送で地方巡業をしていた『8時だョ! 全員集合』(TBS系)と、収録形式で数々のコントを披露した『ドリフ大爆笑』(フジテレビ系)が二大巨頭。志村さん個人に関しては、『志村けんのだいじょうぶだぁ』(同系)と『志村けんのバカ殿様』(同系)も人気番組として君臨した。


その功績は凄まじく、「全員集合」は最高視聴率50.5%を記録。実に国民の半分以上が見ていたことになるが、今見るとその内容は決して優れたものではない。


「『全員集合』がすごかったのは、毎週地方を回って大掛かりなセットを組んでいたことくらい。さして難しくもない早口言葉を言ったり、『うんこちんちん』で笑いを取ろうとしたり、そのクオリティーは相当に低いと言わざるを得ません」(お笑い評論家)


この傾向は「大爆笑」「バカ殿」「だいじょうぶだぁ」でさらに酷くなる。

笑い声を編集で足して面白く見せているだけ

「『大爆笑』も『バカ殿』も、結局やっていることは小学生レベルの下ネタ。『バカ殿』『だいじょうぶだぁ』に至っては、コントを焼き直して何十年も繰り返すという進歩のなさも見られました。これを笑って許されるのは、下品なネタが大好きな小学生くらいでしょう」(同・評論家)

そのレベルの低さは、あの悪名高き『エンタの神様』(日本テレビ系)に匹敵するとも…。


「『エンタ』はあまりにくだらないネタ、学芸会のようなキャラ、寒いノリを、編集の笑い声でさも面白いように見せていました。この手法は数多くの批判を浴びていたわけですが、よく考えれば、レベルの低さを笑い声でごまかしていたのは『ドリフ』も同じ。『ドリフ』を持ち上げて『エンタ』を貶すお笑いファンがいますが、両者は〝同じ穴のムジナ〟にすぎません。共に笑い声を編集で足して面白く見せているだけです」(エンタメ誌ライター)


ネット上にも、
《昔の奴ら多分ドリフは絶対面白いという集団催眠にかかってたんだろうね》

《ドリフでの志村けんのコントはワンパターンでつまらない》


《娯楽がほとんどなかった時代の番組》


《下品過ぎる笑いだよな キッズ向け》


《笑い声足しまくりのエンタの神様と変わらない過大評価番組》


《唯一今見ても面白いと感じるコント番組は「ごっつええ感じ」だけ》
など、「ドリフ」は過大評価だとする疑問の声は多い。やはり、フリートークやシニカルな笑いが得意な松本人志こそ、お笑い界の頂点か。