(画像)TeodorLazarev / shutterstock
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沖縄県で暗躍する半グレ集団に住民総決起で“追い出し”活発化

沖縄本島で半グレ集団が暗躍している。


沖縄県南城市佐敷津波古のビーチ『天の浜』で荒稼ぎしている半グレ集団に対し、津波古区が総決起集会(2月27日)を開き、水上バイクの規制に関する条例制定などを求める決議案を採択。


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今後、玉城デニー知事らに決議文を送付し、半グレ追い出しの動きを活発化させる。


一昨年の3月時点で、半グレ集団は沖縄本島を拠点とする『那覇グループ』、本島南部の浦添市を中心に暗躍する『浦添グループ』、石垣島の『石垣島グループ』の3団体があった。


「半グレ集団は暴力団と組んで、闇金や特殊詐欺などをシノギにしている。中でも、悪質だったのが石垣島グループで、リーダーのY氏は詐欺、恐喝、傷害などで5回も逮捕、起訴された。5回目の逮捕で追い込まれ、一昨年11月にグループの解散届を八重山署に提出して石垣島から去りました」(捜査関係者)


安堵もつかの間、今度は新型コロナによる持続化給付金詐欺で、沖縄本島の半グレ集団が暗躍した。

売り上げの一部が暴力団の資金源に流れ…

「一昨年、コロナ禍による持続化給付金詐欺が全国で多発した。沖縄県でも昨年4月~8月の間に、億単位の不正受給があったとして県警が捜査に乗り出した。給付金詐欺は反社会的勢力も絡んでいたのです」(同・関係者)

さらに、半グレ集団は昨年夏ごろから南城市・天の浜で無許可の飲食店で荒稼ぎし始めた。昨年9月中旬には沖縄県警組織犯罪対策課と与那原署が、県の許可を得ずに焼きそばや生肉の調理などを行って臨時営業の飲食店を経営していたとして、半グレ集団の男2人を食品衛生法違反容疑で逮捕している。


「南城市は沖縄本島の南部ですから浦添グループ。沖縄県警によると、彼らは天の浜で1人4万円の代金でマリンレジャーと飲食を伴う〝食べ飲み放題〟のサービスを提供していた。売り上げは数千万円以上にのぼるとされ、捜査当局はその一部が暴力団の資金源に流れていたとみています」(事件ライター)


沖縄県民の生活を脅かす半グレ集団は、徹底的に取り締まるしかない。