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池田組若頭「銃撃事件」六代目山口組・大同会ヒットマンに懲役16年の判決

(C)週刊実話Web

3月16日、多くの警察官が張り付く中、パトカー2台と四駆の警備車両に挟まれ、赤色灯をつけたフルスモークの移送車が岡山地裁に入った。

この日、池田組・前谷祐一郎若頭と幹部への銃撃事件で、殺人未遂などの罪に問われた大同会(森尾卯太男会長=鳥取)・岸本晃生若頭代行に判決が言い渡されるため、複数の大同会関係者が集結。裁判所では厳重な身体検査が行われ、法廷内にも警察官が配備された。

「主文、被告人を懲役16年に処する」

裁判長が声を張り上げて判決を言い渡すと、法廷は静寂に包まれた。証言台の前の椅子に座った岸本若頭代行は、背筋を伸ばしたまま身じろぎもしなかった。

六代目側の最高幹部も傍聴

争点は前谷若頭と幹部に対する殺意の有無だったが、地裁は「殺意をもって拳銃を発砲した」と認定。防犯カメラ映像などから、岸本若頭代行が証言したような「膝下を狙った」という様子はうかがえないとした。

また、2発目の発砲で被弾して前谷若頭が倒れ込んだのち、付近の路面に向けて3発目を発砲した行為について、弁護側はケガをさせるという目的を遂げていたため殺意は無かったとしたが、地裁は「当たる危険性もあった」と判断。池田組幹部に対しても、着弾点の高さからすると、よけていなければ腹部に被弾していたと指摘したのだ。

検察側の求刑は懲役18年で、地裁は量刑理由に関して岸本若頭代行が執行猶予中の身であることを上げた。犯行の数カ月前、詐欺罪で懲役1年6月の執行猶予付き判決を受けていたため、これが加わると想定しての判決だった。傍聴には、六代目山口組・安東美樹若頭補佐と井上茂樹・二代目大石組組長(岡山)も姿を見せ、退廷する岸本若頭代行をじっと見つめていた。

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