(画像)Vladimir Gjorgiev / shutterstock
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ミス・ウクライナのインスタに批判殺到!「戦争を利用して金儲けしている」

ロシアによるウクライナ侵攻から約1カ月が経過した。影響は世界経済のみならず、スポーツやエンターテインメントにまで広がっている。


「2月20日に北京冬季五輪の閉会式が行われ、世界が『平和の祭典』の余韻に浸っている時期に、ロシアはウクライナに軍事侵攻を開始したのです。3月13日に閉幕した北京パラリンピックでは、ロシアとベラルーシの選手の出場について、一度は『中立的な立場で』との条件付きで認めていましたが、開幕直前に参加を認めない方針に転換。物議を醸しましたが、軍事侵攻はウクライナ側の選手団にも大きな影響を与えました」(スポーツ紙記者)


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ライフル射撃とクロスカントリー・スキーを組み合わせたウインタースポーツの人気種目「バイアスロン」に出場予定だったウクライナの女子選手が、「精神的に出場できる状態ではなくなった」として、8日に予定していた競技への出場を急きょ取りやめた。理由は「父親がロシア軍の捕虜になった」からだった。


ウクライナの現地では、19歳のバイアスロン選手が戦死したとも伝えられている。


また、ウクライナのプロサッカー選手も2名が犠牲になった。1人は従軍中にロシア軍との戦闘で戦死し、もう1人は自宅でロシア軍の爆撃を受けて亡くなったというが、2人ともまだ20代前半の未来ある選手だった。

プルシェンコのインスタも炎上

一方、パラ以外の競技でも、国際大会などからロシアとベラルーシの選手が排除されていることについて、ロシアの元男子フィギュアスケート選手のエフゲニー・プルシェンコが、3月2日にインスタグラムで非難する声明を発表。「政治とスポーツは無関係だ」と主張したが、「どの国が戦争を始めたのか」と世界中から激しい反発を受けている。


ウクライナ側にも、インスタグラムが批判されている人物がいる。元ミス・ウクライナのアナスタシア・レナさんが、戦闘服姿で大きな銃を肩から下げた写真を掲載したところ、批判が殺到しているというのだ。


「レナさんは、サバイバルゲームのプレーヤーで、インスタの写真の銃もサバゲー用だったんです。国民が本物の銃を持って戦っているときに、いかにも自分も従軍するかのような写真をアップしたため、《インフルエンサーが戦争を利用して金儲けをしている》などと世界中から批判を浴びたんです」(ネットライター)