『美女ざんまい』~女優・金野美穂インタビュー

――男の人に暴力を振るうのは初めての経験?

金野 はい。

――どうでしたか?

金野 芝居中はメークもセットもあり、完全に役に入っているので、すごく爽快でした(笑)。逆に、私がビンタされるシーンもあるのですが、やられてみて初めて「あ、いいかもしれない♪」と思っちゃいました。私はSだと思っていたのですが、Mの部分もあるみたいです。いや、両方イケるのかな!?

――どうして自分がSだと思っていた?

金野 負けず嫌いなんですよ。なので、責められ続けるのが嫌かなって。

――暴力と言葉責めならどっちを受け入れられる?

金野 言葉責めはあんまりかな。〝なんなんだこいつ?〟って、言ってる自分に酔ってるのかと思ってしまいますね。だったら無言でバシバシきてほしい(笑)。

――劇中劇では犯されるシーンもあるそうですね。そこで男性ファン待望のおっぱいを拝める?

金野 はい、拝めます(笑)。桶の中に顔を埋められる水責めとかもあるんですよ。

――どんなシーンか教えてください。

金野 役柄が複雑なのですが、劇中劇で私は市川さんの奥さんを殺しているんです。そのことを知る市川さんが私に復讐のレイプをする…という感じですね。ラブラブなカップルのベッドシーンではないので、エロさはあまりないわけですが、極限まで追いつめられているうちに、互いの感情が愛に変わるという繊細な演技も求められました。

――それは難しそうだ。どうやって演じた?

金野 監督のアドバイスを聞きながら、男性の背中に食い込む指の力の入れ具合で表現してみました。レイプされている最中に、顔が柔らかくなっていくシーンは特に難しかったです。

気になる露出は?「モロ見えです」

――気になるのは、そこでの露出です。どれくらい拝めるのでしょうか?

金野 おっぱいはモロ見えです。

――ありがたい(笑)。初めて胸を見せたときはどういう気分でした?

金野 リハーサルのときから本番に見立てて「脱いでやってみますか?」という提案をさせていただいたくらい、恥ずかしさは一切なかったんです。不思議ですよね。ところが、撮影が終わって映画の公開が近づくにつれて、お風呂で自分の体を見るのが恥ずかしいんです。「あぁ、私脱いだんだ」という実感が湧いてきて。

――ボディーには自信があった?

金野 ないです。でも、メークさんとかには「いいおっぱいしてるねぇ」と言われます。同じ事務所のグラドルの方にも言われるので、大きさよりも形は綺麗らしいです。おわん型だとよく言われますね。

――カップは?

金野 え!? そこはあえて内緒にしといてください。映画を見ていただければ分かると思いますので、お楽しみに(笑)。

――最後に質問。飼育する側とされる側、どっちが感情移入しやすいですか?