(画像)file404 / shutterstock
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ジャニーズ大騒動…田中聖のいた過去は抹消?実弟・田中樹を守るため必死の情報規制

先ごろ、覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕されたアイドルグループ元『KAT-TUN』の田中聖容疑者。ジャニーズ事務所退所後はソロで活動していたが、その生活は相当に苦しかったようだ。


「ジャニーズを辞めた後は、アイドル時代からのファンを当てにしてライブ活動をしていました。ただ、全身にタトゥーを入れるなど、見た目がどんどん派手になっていき、ファンもついていけなくなった。ライブでのグッズ販売などで収益を上げていたので、かなり苦しかったようです。また、アイドルとして扱われることを嫌っていたので、徐々にイベントなどにも呼ばれなくなり、最近では個人でライブ配信をして日銭を稼いでいました」(スポーツ紙記者)


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田中容疑者の場合は、ジャニーズ事務所に在籍していたときから素行不良が問題視され、副業として飲食店経営をするなど、やりたい放題の状態だった。退所後も同事務所に目をつけられていたことで、活動も思うようにできなかったという。


「聖の過去の映像に関しては、薬物で逮捕される前から特別な理由がない限り使用NGでした。テレビなどのメディアで『KAT-TUN』を取り扱う際にも、聖のことは絶対に触れてはいけない。それだけジャニーズとしては、聖のことは要注意人物として目を光らせていたんです。聖も、ジャニーズのせいで自分の音楽活動がメディアに取り上げられないと、恨み節をよく周囲に話していたようです」(民放関係者)


そんな田中容疑者が逮捕されたことで、ジャニーズ事務所にはさらなる大きな問題が持ち上がった。現在、売出し中の『SixTONES』で、聖の実弟である田中樹がメンバーとして活躍しているからだ。

事務所が必死の情報規制…

「樹はトークもうまく、事務所としても『SixTONES』のバラエティー担当として売り出している。多くの番組に出演していて、〝第二の中居正広〟になれると評判になっています。グループも2022年は大ブレークが予想され、樹も多くの番組に出演することが決まっている。ところが、実の兄で元ジャニーズタレントの聖が薬物所持で逮捕され、大騒動に…。事務所がメディアに対して一斉に情報規制の要請をする緊急事態となりました。ニュースを取り扱う際には樹のことは絶対に弟だと報じないのは当然として、聖がジャニーズに所属していたこともなるべく伏せてほしい…とお願いして回ったそうです」(同・関係者)

加えて、所属のタレントに対しても、聖に関する話題を一切話さないよう暗に伝えたという。


「『KAT-TUN』のメンバーはもちろんのこと、全タレントに聖に関する発言をしないよう要請したそうです。また、樹に関しては実家に帰ることも当分控えて、聖に接触しない生活をするように話しているとか。グループはニューシングルの『共鳴』も発売したばかりですし、とにかく樹を守るために…聖のことはなかったものとして、消し去るつもりのようです」(同)


薬物事犯の公判では、特にサポート支援をアピールするために親族の傍聴が重要視される。何らかの場面で樹が兄を支えたいと思っても、事務所のNGでそれがかなわないとなれば、さすがに行き過ぎた踏み込みだと言わざるを得ないだろう。