フリーアナウンサーのカトパンこと加藤綾子アナに、再び「降板説」が浮上している。

古巣フジテレビの夕方のニュース番組『Live News イット！』のメインキャスターを任されているカトパンは、この4月で4年目に突入する。

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「当初は、『主婦目線に寄り添ってがんばりたい』と意気込んでいたカトパンですが、まったくその目的を果たせていません。視聴率は民放キー局の中で最下位が定位置。いつクビを切られてもおかしくない状況ですが、カトパンと同じ事務所の谷原章介が、同局の朝の情報番組『めざまし8』のMCを務めているため、なかなか降板させられないという〝大人の事情〟があるんです」（芸能記者）

「お昼の顔」で主婦層を取り込む

そんな中、4月の改編でフジの宮司愛海アナウンサーが、メインキャスターを務めていたスポーツニュース番組『S-PARK』から卒業し、報道キャスターに転じるというのだ。

 

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「4月からは、昼前のニュース番組『FNN Live News days』を担当させる。ここで主婦層などを取り込み、ゆくゆくは夕方の『イット！』を宮司に任せ、加藤には降りてもらうというのが上層部の長期戦略です」（フジ関係者）

宮司アナは、2015年に入社して以降、スポーツ中継で活躍。18年4月に始まった『S-PARK』では、同局エースアナの〝登竜門〟であるスポーツニュース番組のMCに抜擢された。

「昨年の東京五輪、今年2月の北京冬季五輪でもメインキャスターを任されていましたからね。真面目な仕事ぶりが上層部から高く評価されているので、今回の報道キャスター抜擢で、将来のエース候補になったことは間違いない」（同・関係者）

早稲田大学出身で、在学中にはミスコンでグランプリを受賞した美貌の持ち主。鳴り物入りでフジに入社し、20年には「スポーツコスプレ」のフォトブックも発売している。

「今回の抜擢は、フジテレビのアナウンス部を揺るがした〝ステマ疑惑〟に宮司アナが関与していなかったことも大きい。時間はかかるかもしれませんが、宮司アナを報道キャスターとして育成し、『イット！』の視聴率回復が見込めないと判断したときにカトパンの肩を叩くつもりなんでしょう」（前出・芸能記者）

カトパン〝失業〟のカウントダウンが始まった。