
大坂なおみが観客からの野次で「涙」…世界のトッププレーヤーからも苦言
2022.03.17
スポーツ
女子プロテニスプレーヤーの大坂なおみが、またメンタル面の弱さを指摘されている。
現地時間3月9日から米カリフォルニア州インディアンウェルズで行われている「BNPパリバ・オープン」の4日目、2回戦に出場した大坂は、世界ランキング24位で第21シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)と対戦。
【関連】大坂なおみランキング急降下で引退も!?「オワコン」「まさかここまで落ちるとは」ほか
第2ゲーム開始前に観客席から「なおみ、最低!」と罵声が飛んだ。
https://www.youtube.com/watch?v=VowsTjuY1kY
「大坂は、審判に何かを訴えたが認められず、試合は続行。試合中に泣き出し、負けてしまったんです。大坂は、野次に対して相当動揺している様子でした」(スポーツライター)
試合後、マイクでの発言を許可された大坂は、「私はただ、ありがとうと言いたかっただけ」と切り出し、「以前も野次られたことはあった。ここでビーナスと、セリーナが野次られているビデオをみたことがあります(2001年にウイリアムズ姉妹に向けられたブーイングと野次のこと)。あなたがまだそれを見てないのなら、見てほしい。理由は分からないけど、それが私の頭に浮かび、何度も再生されました」と、涙を流しながら訴えたのだ。
「自分を大切に」とナブラチロワ氏
ところが、ネットには大坂に対する厳しい意見が目立つ。《ヤジはあまり良いことではない。ただ、そもそもスポーツを観戦する人は、選手のプレーや勝敗によって一喜一憂しする事によってストレス発散しているという一面もあると思う。相手が強くて応援している選手が劣勢の時は、感情移入しすぎて相手選手が憎たらしく思う事もある。スポーツのそういった人間の本質的な感情を動かす力が人気を集める理由だと思うので、多少のヤジ程度は認められた証としてスルーすればいいと思う》《観客のマナーは、確かに問題だし認められることではないけれど、プロとしてプレイしていく上で、そういうこともあるという事は事実。それらを今すぐ無くすことは現実的でないし、他の選手でも観客の態度に怒って言い返すこともあった。プロスポーツは、お金を払って、プレイを見に来るビジネスでもある。そのことを忘れていないかな? 多額の報酬を得たのも、プレイあってこそ。勝って、いいマナーで見て欲しい!と訴えればいい》【《》内はすべて原文ママ】元世界ランク1位のアンディ・マレーは、「なおみには同情する。明らかに動揺していた」としつつ、「でも、スポーツには常について回るものだよ。ある意味、覚悟を決めて、それを許容できるようにならないといけない」と語っている。
また、4大大会の女子シングルスで18回優勝したマルチナ・ナブラチロワ氏も、「心が痛む」と同情を示しながらも「(大坂は)どうにかして強くならないといけない」「これは彼女が対処しなければいけない問題」「なぜなら、また同じようなことが起きるから」と指摘。「もしできないのなら、対処できるまでプレーはしないで。まず自分を大切に」と大坂にエールを送った。
かねてメンタル面の弱さを指摘されてきた大坂。昨年、試合中に観客席へボールを打ち込んでバッシングされて以来、逆境が続く大坂だが、どうにか克服して再び輝きを取り戻してほしいものだ。
合わせて読みたい
-
すべては映画好きのために――“名画座界のマザーテレサ”のむみちの情念は著名人の魂も叩いた
2025.06.01 エンタメ -
石破政権の求心力が液状化 「前門のコメ、後門のトランプ関税」参院選を前に公明党も見放す事態
2025.06.01 -
中田翔またも無償トレードか 移籍先ソフトバンクで秋広優人と師弟コンビ復活へ
2025.05.26 スポーツ -
「公務員は最強でした」5年間一度も働かずに報酬を受け取って子供を3人出産した30代女性
2025.05.30 -
永野芽郁スキャンダルは「広告経済の自己崩壊」見出し経済で歪んだ倫理と商業の関係
2025.05.31 芸能 -
備蓄米を独占したJAが系列スーパーで大量販売? それでも消費者が買えない根本的事情
2025.04.24 -
橋本環奈の人気低迷が深刻 不倫騒動の永野芽郁より致命的?
2025.05.27 芸能 -
“カリスマ風俗嬢”まりてん、女性ファン急増中 7月引退後の去就は「人生に空白期間を作ってみたい」
2025.05.24 芸能 -
永野芽郁“降板劇”の背景に「田中圭の妻」と「後追い報道」2つの理由
2025.05.29 芸能 -
侍JAPANの秘策は“佐々木麟太郎の招集”長距離打者たちの離脱で白羽の矢
2025.06.01 スポーツ
合わせて読みたい
-
すべては映画好きのために――“名画座界のマザーテレサ”のむみちの情念は著名人の魂も叩いた
2025.06.01 エンタメ -
石破政権の求心力が液状化 「前門のコメ、後門のトランプ関税」参院選を前に公明党も見放す事態
2025.06.01 -
中田翔またも無償トレードか 移籍先ソフトバンクで秋広優人と師弟コンビ復活へ
2025.05.26 スポーツ -
「公務員は最強でした」5年間一度も働かずに報酬を受け取って子供を3人出産した30代女性
2025.05.30 -
永野芽郁スキャンダルは「広告経済の自己崩壊」見出し経済で歪んだ倫理と商業の関係
2025.05.31 芸能 -
備蓄米を独占したJAが系列スーパーで大量販売? それでも消費者が買えない根本的事情
2025.04.24 -
橋本環奈の人気低迷が深刻 不倫騒動の永野芽郁より致命的?
2025.05.27 芸能 -
“カリスマ風俗嬢”まりてん、女性ファン急増中 7月引退後の去就は「人生に空白期間を作ってみたい」
2025.05.24 芸能 -
永野芽郁“降板劇”の背景に「田中圭の妻」と「後追い報道」2つの理由
2025.05.29 芸能 -
侍JAPANの秘策は“佐々木麟太郎の招集”長距離打者たちの離脱で白羽の矢
2025.06.01 スポーツ