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有村架純の「日本アカデミー賞」最優秀主演女優賞に“大人の事情”?関係者の間で…

有村架純
有村架純(C)週刊実話

国内最大の映画賞「第45回日本アカデミー賞」の授賞式が、3月11日に都内で行われ、最優秀主演女優賞を『花束みたいな恋をした』の有村架純が獲得した。

同作は、『東京ラブストーリー』や『カルテット』など数々のヒットドラマを手がけてきた坂元裕二氏のオリジナル脚本を、菅田将暉と有村のW主演で映画化。偶然の出会いからはじまったカップルの出会いから別れまでの5年間の恋の行方が描かれている。

プレゼンターの長澤まさみから最優秀主演女優賞を告げられた有村は、「すごくびっくりしています」と驚き、「この賞をいただけたのは、この作品に携わる菅田さんをはじめキャストの皆さん、スタッフの皆さんのおかげだと思っております」と感謝の言葉を口にした。

続けて、女優としての今後の決意も力強く語ったのである。

「これからも独りよがりな芝居をするのではなく、思いやりをもって芝居、現場、人に対して誠実に向き合い続けていきたいなと思います。そして、一緒に戦ってくれる仲間たちを大切に、これからも精進していきたいと思います」

『花束』以外にヒット作がなかった

2015年公開の『映画 ビリギャル』で優秀主演女優賞は獲得していた有村だが、最優秀主演女優賞の受賞は初めて。

「ようやく大きな栄冠を手にした有村ですが、辛口な関係者の間では、〝消去法〟による受賞だったとささやかれています」(授賞式を取材した記者)

他に優秀主演女優賞に選ばれていたのは、『いのちの停車場』の吉永小百合、『老後の資金がありません!』の天海祐希、『騙し絵の牙』の松岡茉優、『そして、バトンは渡された』の永野芽郁。錚々たる顔ぶれを抑えての受賞が、なぜ〝消去法〟なのか。

「投票権のあるアカデミー会員は、映画会社の社員も数多く含まれています。大手映画会社ほど『票数』が増える仕組みで、本来なら有村が最も不利でした。ところが、他の女優の作品は軒並み興行的に惨敗。そもそも吉永さんなどは、日本アカデミー賞の〝格付け〟のために呼ばれているだけですから、〝消去法〟で有村だったというわけです」(同・記者)

〝大人の事情〟があったとはいえ、有村の作品は、コロナ禍でも興行的に健闘したからこその結果だ。胸を張っていい。

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