阿部寛 (C)週刊実話Web
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阿部寛『DCU』は大失敗!? 「次に潜るのは温泉」内容が呆れるほどショボい理由

「刑事モノとして成り立っていない」「脚本が雑過ぎる」「日曜劇場らしいカタルシスがない」など、今期の連続ドラマの中でも多くの辛口評価を投げつけられているのが、阿部寛主演の『DCU』(TBS系)だ。


「3月6日に第7話が放送されました。これまでの平均視聴率は14.4%と、今期の連ドラでナンバーワン。2位のフジテレビ系〝月9〟ドラマ『ミステリと言う勿れ』を、現時点で2.5ポイント引き離しています」(テレビ雑誌編集者)


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字面では高い人気を誇っているにもかかわらず、なぜキビしい声が散見されるのか。その理由の1つとして挙げられるのが、回を重ねるごとに予算不足のようなショボいシーンが増えているからだという。


「『DCU』はハリウッドでも活躍するメディア社と共同で制作しており、初めから海外展開を視野に入れた日本ドラマでは異例の大型作品。第1話では、荒れ狂う海の中をダイブするシーンを撮影するなど、気合い十分のお金をたっぷりかけた様子がうかがえました。しかし後半になるにつれ、あからさまにスケールダウン。過去の日曜劇場作品と比べても、かなりしょぼい方の作品にまで成り下がっています」(テレビ誌ライター)


『DCU』が積極的に海に出て捜査をしていたのは、第3話まで。それ以降は地上での活動がほとんどで、第6話では舞台を海から水族館に移し、水槽の中にダイブするという視聴者ズッコケの展開があった。


「さらに第7話では、爆発物の破片を海に潜って回収する展開があったのですが、何とこのシーンを丸々カット。いきなりびしょびしょに濡れたDCUメンバーと破片が登場したのです。そして終盤では、水族館の中をDCUメンバーが爆走する安上がりなシーンを長々と放送。極め付きは次回第8話の予告。どうやら舞台が今度は温泉になるようで、阿部寛が温泉に潜っていました」(同・ライター)

海の中が思った以上に映えない…

このアゼンとするような展開に、ネット上では、
《温泉潜るって、浸かるの間違いでは…笑》

《阿部寛率いる海猿に温泉潜らせるって、最高に面白いよなー。センスあるわー》


《どんどん深度が浅くなってない?》


《どこにハリウッドが関わってるんだろうってくらい規模小さい。水族館に次は温泉って…》


《DCU水族館の次は温泉ってほんと全然海潜らないな…》


《もう海行かへんのかい! 予算ないんかい!笑》
などと、呆れ声が上がっている。

「潜るシーンが減ったのは、予算不足のほかに、思った以上にダイブシーンが映えなかったことが関係しているようです。例えば、第1話で荒れ狂う海を撮影したときも、船上は波に揺られて臨場感が出ていますが、潜ってしまえばいつもの静かな海。画面に緊張感が全くないのです。かといって海の中を大荒れに演出すると、ただ画面が見にくくなるだけ。撮影の手間と面白さが割に合わないのです」(TBS関係者)


そもそも、海に潜っても証拠品を回収する以外にやることのないDCU。このまま〝企画倒れ〟で終わってしまいそうだ。