(画像)Prostock-studio / shutterstock
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“ウクライナに千羽鶴”の動きに賛否「どうせ送るなら現金に」「嫌がらせじゃん」

ロシアによるウクライナへの軍事侵略に抗議し、千羽鶴を送る動きが全国各地に広がっている。


岐阜市長良の複合施設『&n(アンドン)』では、県内の有志が、ウクライナの国旗カラーの青と黄色の色紙に「Stand With Ukraine(ウクライナと共に)」とメッセージを書き、反戦を表明。国旗カラーの折り紙で千羽鶴を折り、在日ウクライナ大使館に送る予定だという。


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また、長崎市でも市内在住の歌手が、青と黄色の紙で折られた千羽鶴を同市の平和公園に奉納するなど、こうした動きは全国各地で行われている。


ネット上にも賛同の声が。
《プーチン大統領の横暴を許してはいけない。みんなで千羽鶴を折って世界平和を祈ろう》

《ロシアの無差別攻撃は酷すぎる! 戦争が終わるように、千羽鶴を折って祈ってます》


《小学2年生の息子がウクライナカラーで千羽鶴を折っています。お友達になったら戦争にならないのにと願ってる》

国内の震災被災地も「迷惑」

一方、「ただの自己満足」とバッサリ切り捨てる声も。
《ウクライナ関係機関に千羽鶴送るとか思考停止しているのだろうか…。一方的な善意の押し付けは相手にとっても迷惑だろうに…》

《完全な自己満足ですね。どうせ送るなら現金にしとけよ。相手にしたらありがた迷惑。ゴミが増えるだけだ》


《金なら分かるけど千羽鶴送ろうとしている人がいることに驚き。単なる嫌がらせじゃんw》


《どうせ送るならロシアの関係機関に送れよ。相手が迷惑するだけ効果があるだろw》


《ウクライナに千羽鶴…。新しいことわざか何かですか?w》
日本人にとって千羽鶴は、〝平和のシンボル〟としての意味や、大きな災害があったときに被災地に送る〝お見舞い〟の意味があるが…。

「2011年の東日本大震災や、16年の熊本地震の際にも千羽鶴を送ろうという呼びかけが広がりましたが、地元では『場所を取るし、捨てづらい』との声がありました。国内でもこの反応ですから、海外の方々は大量に送られると困惑するかもしれません」(全国紙社会部記者)


ネットの声のように、送るなら「千羽鶴より現金」の方が感謝されそうだ。