3月3日に放送されたドラマ『となりのチカラ』第5話で、俳優の浅野和之演じるマンションの管理人・星の暴走ぶりが話題になっている。
優柔不断で困っている人を放っておけない性格の中越チカラ(松本潤)と、その妻・灯(上戸彩)、2人の子どもという4人家族が、とあるマンションに引っ越してきたことから始まるホームコメディー。
同じマンションに住む個性豊かなご近所さんたちの困りごとを、チカラが独自の手腕で解決し、人と人とのつながりの大切さを訴えていくというストーリーだ。
601号室に住む若い男性・上条知樹(清水尋也)は、デリバリーのアルバイトをしながら就職活動をしているフリーター。感情表現が乏しく、常にクールな印象を受ける。第5話では、管理人の星がネット上で10年前の幼児連続殺人事件の犯人「少年A」が、上条であるというウワサを発見。上条が出したゴミをあさり、「証拠を見つけてやるからな」と息巻いている。そして就職先が決まったばかりの上条が、ものの数日でクビに…。どうやら誰かが上条の会社に例のウワサを密告したようだが、その後の展開で星の仕業だったと判明する。
ある日、チカラが帰宅するとマンション中が大騒ぎに。何と、星が上条に馬乗りになって「お前は少年Aだろ」と言いながらと殴打していた。実は星の息子は「少年A」の被害者。そして妻もそれを苦に自殺し、「少年A」には相当な恨みを持っているのだった。
“最大の感動回”とPRしていたけれど…
「結局、上条は事件とは何の関係もないことが判明。ネットの臆測を信じてゴミをあさり、姿を盗撮、ウワサをマンション中に広めて、しまいには暴行。いくら『少年A』に家族を殺されたとはいえ、視聴者からは一気に星の行いに批判が集中しました」(テレビ雑誌ライター)
ネット上では、
《いつも以上に胸クソだな、今週。管理人さんはマジで捕まるべき。住人のゴミをあさって証拠集め、勘違いでSNSに拡散させ、会社にウソの報告をしてクビにさせた揚げ句、病院送りにするほどの暴行。なぜ捕まらないのか不思議でならん》
《住人を知るためでも、ゴミを開けて見る管理人さんはダメです。 嫌な目で見られ、殴られ、ネットに嘘偽り拡散され、やっと受かった就職先まで奪われたんだから、上条くんが悲惨過ぎる》
《これはひどい…局のPRで〝最大の感動回〟とうたってたけど…何これ?》
《んー管理人さんはかわいそうだけど、何の罪もない人を殴ったり就職先に電話したり、ゴミあさったり犯罪者と決めつけてSNSに写真アップしたり、普通に犯罪じゃないの??? それは許されちゃうの?? ドラマとはいえなんだかな…》
などと、多くの疑問視する声が上がっていた。
同ドラマは初回視聴率11.5%から徐々に下降。この第5話は8.2%と〝爆死〟の水域に突入しつつある。来年のNHK大河『どうする家康』で主役を張るマツジュン、大ピンチだ!
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