女優のかたせ梨乃が、3月2日に放送された日本テレビ系のバラエティー番組『今夜くらべてみました』でセーラー服姿を披露し、話題になっている。

この日の企画は「華麗なる名門女子校SP」で、幼稚舎（小学校）から高校まで都内のカトリック系の名門・雙葉（ふたば）学園で学び、現在64歳のかたせは、「何十年ぶりにセーラー服を着たけど、思い出して緊張する。それくらい厳しかった」と学生時代を振り返った。

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校則で『ソックスは三つ折り』『冬は黒ストッキング』『髪は肩についたら三つ編み』などと厳しく規定され、幼少期からの習い事は「日本舞踊」だったという生粋のお嬢様。中学時代はショートカットで、女子校のためバスケ部の後輩女子などからモテモテ。靴箱に手紙や、バレンタインのときはチョコレートが入っていたと明かした。

学校に男性は「神父様と数人の先生だけ」。人気だったバスケ部の男性教師が体育の後の授業を受け持つと「ノロノロして、裸でなんか…」と、女子生徒がいつまでも着替えない。当然、男性教師が教室に入れず、ついには学校側が「体育の後に男の先生の授業は組まなくなった」という。

まさかの「連れション」発言も

放課後は「表参道のカフェ」で、カフェオレと厚切りトーストを食べるのが憧れだったと語り、高校生の頃は名門校の男子とグループ交際。携帯電話がない時代、自宅に男子から電話がかかってくると親の詮索が大変だったと懐かしむ。

子どもの頃から「女同士で手をつなぐこと」が当たり前で、大学に入って女の友達と自然に手をつなごうとしたら「えっ！」と引かれたエピソードを披露すると、お笑いトリオ・3時のヒロインのゆめっちが「連れションしますよね？」とかぶせ、スタジオの爆笑をさらった。

祖母が宝塚女優にしたかったというかたせは、女優になるとお嬢様キャラとは真逆の〝肉体派〟に。映画『極道の妻たち』など数々の作品で大胆な濡れ場を披露し、男性ファンを魅了し続けている。

「極妻で、日本人離れした豊満なバストを、世良公則に揉みしだかれるシーンは、日本映画史に残る濡れ場として語り継がれています。今回の番組では、番組中盤でセーラー服を脱いで〝お色直し〟をしてしまいましたが、還暦オーバーとは思えぬムンムンの色気を感じましたよ。あのセーラー服姿で、名門女子校出身ながら〝堕ちた熟女マッサージ嬢〟などを演じてもらいたいものです」（映画ライター）

梨乃、往生しいや！