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『相棒』名物キャラ・米沢守の復活でも視聴率下落!“新相棒”候補にも悪影響か

水谷豊
水谷豊(C)週刊実話

ドラマ『相棒』のファンにとっては、何とも盛り上がりに欠ける方向に進んでいきそうだ。

現在、放送中の『相棒season20』(テレビ朝日系)の最終話をもって、水谷豊扮する警視庁・特命係の杉下右京とコンビを組んでいた4代目相棒の反町隆史が卒業する。その反面、いまだに明かされていないのが後任のキャスティング事情。多くのメディアがいろいろな俳優の名前を候補に挙げているが…。

「テレ朝が推しているのが反町の事務所後輩である福士蒼汰。一方、制作する東映サイドがプッシュしているのが田中圭。現段階で限りなく有力な候補として見られているのは田中のようです」(事情通)

田中は、『相棒』のスピンオフ映画第2弾『相棒シリーズX DAY』(2013年)にサイバー犯罪対策課専門捜査官・岩月彬役で出演した実績がある。

「ギャラは売れっ子だけに1本180万円~。あとは、田中本人が受けるかどうかの意思表示にかかっています。彼なら、違和感なく物語の中に放り込むことができます」(制作会社関係者)

もくろみが外れたとしか言いようがない…

もっとも、それはあくまでも作り手側の話。意外性やサプライズ感がないためか、報じられる彼らの名前をさらに推すようなファンの声は、ほとんど聞こえてこないという。

「3月2日に放送された第17話に、六角精児演じる鑑識の米沢守が約4年4カ月ぶりに登場しました。米沢はスピンオフ映画も制作された人気のキャラ。この回は、次の『season21』で5代目相棒とともに米沢を復帰させる布石とウワサされ、事前に話題も振りまいて大いに視聴率アップが期待されたのですが、何と前週の数字を下回る結果になってしまったのです。もくろみが外れたとしか言いようがなく、5代目候補の名前にも影響がありそうですよ」(テレビ雑誌編集者)

このまま〝驚き〟もなく、5代目相棒に田中、そして六角の復帰となっても、ファンの受け止めは冷ややかなままなのか…。何はともあれ、新シリーズは今年10月の予定。テレビ朝日の早川洋社長が先ごろの会見で5代目相棒について「(発表は)もう少し時間をいただきたい」と発言していたが、どうやら水谷の〝鶴の一声〟ですべてがひっくり返る可能性をはらみそうだ。

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