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23歳・神尾楓珠との激しい濡れ場で自覚…「私は女なんだ」50歳女優が“再起動”

黒沢あすか
黒沢あすか (C)週刊実話Web

2011年に公開された園子温監督の映画『冷たい熱帯魚』で血まみれの鬼気迫る形相で狂気の女を熱演。激しい濡れ場も披露した女優の黒沢あすかが、今度は27歳年下の俳優・神尾楓珠との濃厚な艶技で注目されている。

3月5日に公開される主演映画『親密な他人』(中村真夕監督)で、実年齢50歳の黒沢が演じるのは、行方不明になった息子の帰りを待つ40代後半のシングルマザー。ある日、息子の消息を知っているという20歳の謎の美青年・雄二(神尾=実年齢23歳)が現れる。雄二はオレオレ詐欺集団のメンバーだったが、ひょんなことから2人で同居を始め、次第に親子のような、恋人のような不思議な関係に陥っていくサスペンス作品だ。

日本人離れしたグラマーなボディー

2日に日本外国特派員協会で行われた試写イベントに出席した黒沢は、こう切り出した。

「日本の芸能界は、40を過ぎるとお母さん役ばかり演じる機会に恵まれるんです。たくさんのお母さん役を演じていくことで、女であるということを忘れてしまっていた」

私生活でも、特殊メイクアーティストで映画監督の梅沢壮一氏との間に、22歳、16歳、14歳の3人の息子を授かり、まだまだ子育てに追われているという黒沢。そんな状況での監督のオファーが嬉しかったと振り返り、「私は女なんだ」と再び自覚することができたという。

「真夕さん(監督)のおかげで、自分が無意識に向こうの方へ押しやっていた〝女〟というものを久しぶりに手繰り寄せて、楽しく、そして大胆に演じさせていただきました」

児童劇団に所属し、子役として芸能活動をスタートした黒沢だが、幼少期にこっそり見たドラマのラブシーンで女優に憧れたというだけあって、1993年に公開された映画『愛について、東京』のヒロイン役に抜擢されると、いきなりフルオープンの濡れ場に挑戦。02年に主演した塚本晋也監督の映画『六月の蛇』では、男に脅されていいなりになる〝淫らな人妻役〟を演じ、国内外の映画賞で最優秀主演女優賞などを総なめにした。

「日本人離れしたグラマーなボディーの持ち主。彼女のような迫力のある濡れ場を演じることができる女優は、日本にはそうそう見当たらない。今回の主演作も、年の離れた男女の官能シーンが随所に散りばめられている。黒沢ファン必見の作品ですよ」(映画ライター)

『六月の蛇』の大ファンだというマーティン・スコセッシ監督作品『沈黙-サイレンス-』(2016年公開)に出演した際は、あの巨匠から「自分の作品に出てもらって光栄だ」という褒め言葉までかけられたという。〝世界のクロサワ〟の、今後の濡れ場も楽しみだ。

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