
来年1月に放送される木村拓哉主演の特別ドラマ『教場』(フジテレビ系)が〝ボロ儲け〟の様相だ。放送は長尺2話だが、実質〝4話〟で、局はドル箱を狙っているという。
同ドラマは警察官として採用された警察学校の訓練、生活内容を描くもの。隻眼の教官・風間公親(木村)は冷たいだけで、訓練生には「退校届を書け」というだけの機械的な人間。
「普通は、厳しくて冷たいが人情があるというのがドラマの設定。でも木村の役は冷酷なだけで、訓練生を振るい落とす役目。笑顔は全くなく、温かみもない。フテ役しかできない木村には最高のハマリ役ともっぱらです」(テレビ雑誌編集者)
今年の1月4日、5日の2話が長尺で放送され、1話が視聴率15.3%、2話が15.0%だった。
「最後は警察学校を終了した訓練生を無表情に送り出すだけ。タネも仕掛けもない。これほど平板な内容は珍しく、まさに木村ドラマの真骨頂でした」(同・編集者)
だが、内容はどうあれテレビは視聴率を取った者が勝ち。来年1月3日、4日に新作『教場Ⅱ』が放映される。
「一部サイトに、木村の〝棒演技〟でも視聴率15%取れるので『教場Ⅱ』は3話とスッパ抜かれたんです。するとフジテレビは2話予定を変えず、今年1月の『教場』の再編版の放送を急きょ決めた。つまり〝あざと放送〟です」(同)
『教場』シリーズ化はフジテレビも大歓迎!?
『教場』のSP編集版は、今月29日、30日に放送の予定。すでに放送した作品を再編するのだから、お安いものだ。
「木村の棒演技なんて、今に始まったことでもない。視聴率が取れるなら放送済みの『教場』の〝再編〟の方が楽で、むしろ局もウマ味がある。完全な再放送ではないので、木村側にもギャラはいくはず」(女性誌記者)
来年放送の2話に加えて、今年放送のものに手を加えて2話流すのだから、実質4話の新作だ。さらにはこんな話も。
「〝教場〟シリーズで不定期レギュラーを考えているようです。たとえば春、夏、秋とかですね。木村の演技は10回やっても変わらない。ならば季節ごとに内容を変えて放送すればいい。不定期ならば、いつやめてもいいですし」(同・記者)
木村の演技に〝教場〟は必要ない!?
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mits / PIXTA(ピクスタ)
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