『NiziU』祝!デビューも…テレビ露出に比例して増殖する心ない陰口

日韓合同オーディションプロジェクト「Nizi Project」で選出された日本人女性9名によるユニット『NiziU(ニジュー)』が12月2日、正式にデビューした。

「まだデビューもしていない段階で、今年の『NHK紅白歌合戦』に選出されました。もちろん前代未聞ですが、それほど爆発的な人気なのです」(芸能ライター)

しかしそれは、あくまでネット上での話。テレビの露出が増すにつれ、早速、口の悪い芸能サイトがたたき始めている。

「ミュージックビデオの再生が1億回以上だとか、縄跳びダンスが女子高生に大人気だというのですが、まだテレビには数えるぐらいしか出ていません。中には個々のビジュアルを指し、『こんな顔だったのか』などと書くサイトも出る始末です」(ネットメディア編集者)

結成は今年の6月。プロデューサーを韓国の音楽家であるJ.Y.Park氏が務めており、いわば〝逆輸入〟の形だ。何しろ韓国は、先ごろ『BTS』がグラミー賞候補入りを果たすほどのエンターテインメント先進国。日本の芸能界とは比べものにならないくらい先を行っている。

『NiziU』の紅白初出場は『TWICE』の代わり!?

「とはいえ、いまだ日本は世界でも屈指のCD大国。CDやレコードのアナログが音楽産業の売り上げの3分2を占めています。ネットでの音楽配信は、CDに遠く及びません。現実には音楽業界への実利がないので、はやっているという声だけでは評価のしようがない。そんなに人気があるなら、この日本ではさっさとCDを出しまくった方がいいはずなのです」(同・編集者)

これまで韓国発のユニットというと、同じく9人組で多国籍ガールズグループ『TWICE』が知られていた。韓国人5人、日本人3人、台湾人1人で、やはりJ.Y.Park氏によるプロデュースだ。

「紅白にも昨年まで3年連続で出場していましたが、今年は選ばれませんでした。『NiziU』と『TWICE』は同じ事務所。思い返せば『TWICE』も〝TTダンス〟が女子高生たちに大はやりというハナシでしたね。結局、紅白出場も〝K-POP枠〟なのでしょう」(女性誌記者)

何はともあれ〝天下のNHK〟が選ぶのだから、きっとちゃんとした理由があるハズ。『NiziU』には大いに期待したいものだ。

【画像】

Luis Molinero / Shutterstock