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テレ朝・富川悠太アナ“異業種転職”波紋…テレビ業界の深刻なカネ問題

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テレビ朝日社屋 (C)週刊実話Web

テレビ朝日の富川悠太アナウンサーが、同社を退社することが発表された。

去る2月25日、局を通じて、「私はニュースの現場が大好きです。感謝と誇りを持って、これからも現場に立ちます。応援いただいた視聴者の皆さまに心から感謝致します」とコメント。

レギュラー出演している『報道ステーション』は3月25日の出演が最後となる。

富川アナの退職について、ネット上では、

《コロナがなければ、この人はまだまだ報道ステーションの看板でがんばれていたと思う。今なら普通に休んだらリモートで番組進行とかもできたであろうが、当時はコロナにかかった本人の自覚が足りない!と言われる時期。世間の無理解に潰されて番組制作側も個人のせいにして批判回避の姿勢がぷんぷんしてたと思う》

《富川さん、報ステでフィールドキャスターをなさっていたころ、ハツラツとされていた印象でした。いち早く現場に駆けつけ、自らの言葉でリポートされ、ご本人も一番充実していたのかと。当時は社内外の評価も大変高かったように思います》

などと惜しむ声が多く見られた。

気になる今後については、フリーアナウンサーになるのではなく、『トヨタ』に再就職するのでは…とウワサされている。

高額なフリーアナより局アナの時代

先日、日本テレビを退職すると発表した桝太一アナもフリーではなく、同志社大学ハリス理化学研究所の専任研究所員(助教)としてサイエンスコミュニケーションの分野を研究するという。最近は異業種への転職も目立ってきた。

「元フジテレビの菊間千乃アナが弁護士に転職して世間を驚かせたことがありますね。元テレビ朝日の前田有紀アナはフラワーアートの世界へ、大木優紀アナは旅行会社の社員になるなど、過去には珍しかった異業種への転職も、一層増えている印象です」(テレビ業界関係者)

かつては定説だった、アナウンサーが会社を退職しフリーランスになるというのは、もはや過去の話。現在はバラエティー番組の制作費が落ち込んでいるため、高額なフリーアナを使うよりも局アナの方が重宝されている。

「フリーアナウンサーでお茶の間でもおなじみなのは、桝アナの先輩である元日本テレビの羽鳥慎一くらい。花形職業といわれたアナウンサーも、今は一旗上げるのもひと苦労ですよ」(同・関係者)

富川アナの異業種への再就職は、かなり正解に近いのかもしれない。

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