明石家さんま (C)週刊実話Web
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「久慈暁子アナ号泣事件」なぜ放送された?明石家さんまがフジテレビに圧力か

2月26日放送のフジテレビ系『さんまのお笑い向上委員会』で、アシスタントを務める同局の久慈暁子アナウンサーが、お笑いコンビ・鬼越トマホークの〝ケンカ芸〟の餌食となり、号泣するハプニングがあった。


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鬼越は、コンビでケンカを始め、仲裁に入った人に痛烈な悪口を放つのがお決まりで、この日は4月いっぱいで同局を退社する久慈アナが標的に。嫌がると、MCの明石家さんまから「褒めてくれるから」と説得され、仕方なく仲裁に入ったところ、鬼越の坂井良多から「うるせぇなぁ! お前が辞めてもフジテレビに1ミリもダメージねぇからな!」と罵声を浴びせられたのである。


久慈アナは返す言葉を失い、みるみる泣き顔に。さんまから「待って! 涙ぐんでるやん!」と言われると、こらえきれなくなり涙を流した。これには、悪口を浴びせた坂井も顔面蒼白。「ごめんなさい! ごめんなさい!」と謝罪を繰り返し、スキンヘッドの頭に汗が噴き出していた。


ここで、さんまが「円満退社や!」とかばってみせたが、久慈アナは「やっぱり悪口じゃないですか」と号泣してしまったのだ。

ラジオでフジテレビに“圧力”

さんまは、この騒動について2月5日の深夜に放送されたMBSラジオ『ヤングタウン土曜日』で事前に言及。「半分はカットやろな」と明かしていた。


「実はこの言葉、さんまがフジテレビに『放送せえよ』と〝圧力〟をかけたのではないかと噂されているんです。放送前の番組内容を事細かに明かすことで、カットできないように仕向けたのではないか、と」(芸能記者)


なぜ、わざわざそんなことをする必要があったのか。


「同番組の初代アシスタントだった久代萌美アナが、スキャンダルなどでアナウンス室から外され、二代目アシスタントに就任したのが久慈アナでした。気が強く、笑いの反射神経も持ち合わせていた久代アナに対し、久慈アナは正統派のアイドルアナ路線で、さんまにしては物足りなかったのかもしれません。そんな久慈アナが泣いたことで、せっかくの鬼越のくだりがカットされるのはもったいないと考え、事前に番組内容を暴露した〝陰謀〟だった可能性があるんです」(同・記者)


初代の久代アナは、ダウンタウンの松本人志にイジられた際、「干されればいいのに」と返したほどの〝逸材〟。異動の際、さんまからは「俺も久代の大ファンなんです、実は。今、イチ押しの女の人」と絶賛されたほどだった。


一方の久慈アナは、大学時代からモデルやタレントとして活躍。入社した年の10月から『めざましテレビ』のサブキャスターに抜擢され、エースアナ候補の登竜門〝パンシリーズ〟も任されるなど、「箱入り」扱いされていた。


「たしかに、久慈アナが『向上委員会』のアシスタントに適していたかどうかは疑問が残ります。今回の号泣騒動も、ネット上では久慈アナに対して『お笑いの流れで泣くのはありえない』などの批判はありますが、さんまさんのラジオでの事前暴露は、純粋にコンプライアンスが厳しいテレビ局に対する牽制の意味はあったかもしれませんが、久慈アナへの特別な感情はなかったはずですよ」(他局のバラエティースタッフ)


いずれにせよ、久慈アナがトラウマにならないことを祈るばかりだ。