テレビ朝日社屋 (C)週刊実話Web
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テレ朝・富川悠太アナ退社の「裏事情」トヨタ入りは早河会長への“牽制”か

テレビ朝日のエース・富川悠太アナウンサーが、3月いっぱいで退社する。 この投稿をInstagramで見る 【テレビ朝日アナウンサー公式】(@tvasahi_announcers)がシェアした投稿

テレビ朝日のエース・富川悠太アナウンサーが、3月いっぱいで退社する。

「当初は、『報道ステーション』でかわいがられていた古舘伊知郎さんの事務所に所属するのではないかとか、同じくテレ朝を退社して〝電撃移籍〟した小川彩佳アナの代わりにTBS系の『news23』のキャスターに就任するのではないかなど、あらゆる〝進路〟が噂されていましたが、意外なところに移籍するようです」(他局のスタッフ)


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なんと、自動車メーカーのトヨタに〝所属〟することが決まっているというのだ。


「どういう形をとるのか、まだ詳細は分かっていませんが、同社に所属して世界を舞台に戦うアスリートたちのように、バックアップを受けながら、取材やリポートを続けるのかもしれませんね」(同・スタッフ)


トヨタは、「GLOBAL TEAM TOYOTA  ATHLETES」として、北京冬季五輪でも活躍したフィギュアスケートの宇野昌磨や、カーリングの吉田知那美などもサポートしている。


「アスリートを企業が支援するのは珍しくありませんが、アナウンサーが企業に所属するのは初めてじゃないですかね。もともと富川さんのお父さんは、トヨタの重役だったそうですから、その縁があったのかもしれませんね」(テレ朝関係者)


今後は、香川照之がメインキャラクターを務める〝トヨタイムズ〟のCMに起用されたり、新車のインプレッションなどのPRでも活躍することが予想されるという。


「富川さんは45歳で、ご家族もありますから、いきなり不安定なフリーになるのではなく、堅実な選択をされたな、という印象です」(同・関係者)

大越キャスターでバランスが狂った!?

近年の富川アナは〝不幸〟続きだった。2016年4月から古舘アナの後任として「報ステ」のメインキャスターに就任したが、18年には〝パワハラ疑惑〟が報じられ、20年4月には新型コロナウイルスに感染して番組内クラスターが発生。家族に関するネガティブな報道などもあり、「報ステ」の出番は、それまでの月〜木の週4出演から、木・金の週2に減り、現在は金曜のみ。

「本人は、現場を回って取材もこなすフィールドキャスターに強い思い入れがあったと聞いています。表向きは、担当の曜日以外もフィールドキャスターという役割を与えられていましたが、画面を見て分かるように、ほとんど取材には出してもらっていなかった。他局の我々から見れば、明らかに〝干された〟印象でしたからね」(前出・他局のスタッフ)


番組での〝立ち位置〟の変化が、今回の決断の大きな理由になっていることは間違いなさそうだ。


「そもそも、徳永有美アナとはソリが合わないと言われていましたが、昨年10月にはNHKを退局した大越健介氏が報ステのメインキャスターに就任。富川アナは、ますますやりづらくなったのではないか。2人を起用したのは、〝テレ朝のドン〟と称される早河洋会長です。不祥事続きの今のタイミングで富川アナがフリーになれば、早川会長が動いて潰されるかもしれない。そこで、トヨタの所属というウルトラCを模索したのかもしれませんね。流石の早河会長も、大スポンサーのトヨタには文句が言えないでしょうから」(同・スタッフ)


テレ朝のアナウンサーたちは、表面上は仲が良さそうに見えるが、内情は〝冷戦状態〟だという。


「目に見えてバチバチという人もいませんが、みんなバラバラの印象です。報ステに限って言えば、そこに大越さんが入ってきたことでバランスが崩れたイメージですかね」(前出・テレ朝関係者)


激震続きのテレ朝にとって、富川アナの退社は「終わりの始まり」なのかもしれない。