ひなまつりの季節は、地方競馬も女の子の季節。注目の牝馬戦が目白押しだ。まずは牝馬レースの振興を図るため2010年から開催されている世代別牝馬重賞シリーズ「グランダムジャパン」。その3歳シーズンが、今年も各世代に先駆けて3月1日に開幕する。
緒戦を飾るのが、名古屋競馬の『第20回若草賞』だ。
もとは東海・北陸・近畿地区所属馬によるオークス代表馬選定競走として創設されたが、その後、福山所属馬も加わり、09年から13年までは福山競馬場で開催。しかし、福山競馬廃止に伴い名古屋競馬場へ移行されるという複雑な歴史を持つレースでもある。
歴代の勝ち馬には09年のトウホクビジン(笠松)、13年ウォータープライド(愛知)、14年トーコーニーケ(兵庫)、15年ジュエルクイーン(愛知)など、その時代の地方競馬をけん引した名牝馬の名前がずらりと並ぶ。
ここ最近の勝ち馬も、ここをステップに東海・兵庫のクラシック路線で確実に成績を残しており、今年も新たなスター候補が誕生する可能性は十分。見逃せない一戦となる。
文字通り“女帝”決定戦の『エンプレス杯』
さて、続く3月2日は川崎競馬で『第68回エンプレス杯』(JpnⅡ)が開催される。1955年に創設された地方競馬で最古の歴史を誇る古馬牝馬戦。JBCレディスクラシック、クイーン賞、TCK女王盃と続く冬の古馬牝馬ダート戦線において、このレースが最終決戦となり、文字通り「エンプレス(女帝)」が決定する。
01年までは夏開催で行われており、その時はJRA勢が7連勝。しかし、冬開催に変わってからはJRA勢12勝に対し地方勢も4勝と、地方馬の健闘が目立つ。
今年もJRA勢からは、昨年の関東オークス馬のウェルドーン、TCK女王盃(JpnⅢ)で2着のショウナンナデシコ、クイーン賞3着のプリティーチャンス、JBCレディスクラシック3着のリネンファッション、レディスプレリュード1着のレーヌブランシュなど、すでに地方競馬での交流重賞で実績を残すトップホースが顔をそろえたが、地方馬にも付け入る隙はあるはず。伝統の一戦を制して女帝の座を奪うのはどの馬か、注目だ。
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